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言った方がいいこと、言わなくてもいいこと

「言った方がいいこと」はどんどん言った方がいい。


「ありがとう」とか「おはよう」とか「応援してるよ」とか。

言わなくても伝わるなんてことはない。
「そう思ってくれてるのかな?」と感じていたとしても、それが想像で終わるか言葉として伝えられるかで受け取れるプラスの気持ちは何十倍にも跳ね上がる。

それなのにどうして言うのを躊躇ってしまうことがあるんだろう。
恥ずかしいから?言わなくても当たり前だから?

でもいつまでも言えるタイミングがあるとは限らないし、
相手が自分と同じように感じているかはわからない。

「言った方がいい」と感じている時点でまず一歩は進んでるから、あとはそれをそう感じた時に絶対言った方がいい。

自分自身、ここの部分は子どもの頃から変わってきた部分だと感じてるし、そういう風に変えてすごい良かったと思ってる。

あとはいかに〝気づける総量を増やせるか〟に尽きる。
気づいたときに言うことはできても、気づけなかったら意味がない。
そのためにもたくさん人のことを知っていきたいし、興味を持っていきたい。


一方で場面場面によって、「言わなくてもいいこと」ってある。

「いや、それ別に今言わなくてもいいやん」
「それを知って誰が得するの?」

みたいな。

きっとそれを「言う/言わない」の線引きって自分がスッキリしたいかどうかであって。改善につながる、振り返りにつながる提案ってすごく大事だけど、気持ちが落ち込む・生産性を生まない意見は言わない方がいい。

それでも大抵の人は聖人君子ではない(と思うから)、時にはちょっと弱い自分が出てきちゃうこともあるはず。言わない方がいいとわかっていても、、、みたいな。

だけどそんな時、グッと堪えておく強さは身につけたい。これは我慢なんかじゃない。言わない方がいいことなんだから、言わない方がいいんだ。(突然の構文)


言った方がいいことをなかなか言えなくて、
言わなくてもいいことをつい言ってしまうというパラドックスに、向き合っていかなければならない。


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塩浦良太
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