【選択】「私たちは皆、自分で選んでここに来たの。偶然じゃない。運命なんかでもない。」
「君の膵臓をたべたい」
前にもこれに関する記事を投稿した気がする。でもそれくらい好きで、それくらい考えさせられる部分があるということだ。
今回私が紹介したいフレーズは、
「私たちは皆、自分で選んでここに来たの。偶然じゃない。運命なんかでもない。君が今まで選んできた選択と、私が今までしてきた選択が私たちを会わせたの。私たちは自分の意思で出会ったんだよ。」
「違う選択もできたはずなのに、僕は紛れもない僕自身の意思で選び、ここにいるんだ。」
「選択」
私たちは普段、目まぐるしく状況が変わる中であらゆる選択を繰り返している。
進路の選択、部活の選択、就職の選択、結婚の選択といった自分のライフステージに関わる選択から、起きるという選択、ご飯を食べるという選択、勉強するという選択といった日常に関わる選択まで。大小はあれど、私たちの人生、日常は選択と決断の繰り返しだ。
今まで自分が置かれている環境に嘆いたことはないだろうか。
なんで自分ばっかりと思ったことはないだろうか。
誰かのせいや環境のせいにすることは簡単で、それが自分を守る手段につながったりする。また中には、
「今回本気出さなかっただけで、次は本気出すし」
みたいなことを言う人もいるだろう。私の経験上、このセリフを言った人は恐らく次も本気は出せない。
「君の膵臓をたべたい」で文章冒頭のフレーズを聞いた時、衝撃が走った。
心のどこかで今まで言い訳をつくっていた自分は、自らそういう結果になるように選んでいただけなんだ、と。
以前紹介した他人の期待に生きていた自分も、他人の期待に生きることを望んでやっていただけなんだ。周りに流されていたのではなく、それがその時の自分にとって最善の選択だったんだということに気がつけた。だから過去の自分の選択は正解だったと今は思う。
そうすると心のどこかにあった重りがストンと落ちた気がする。
その時その時に大事にしている部分は違ってもいいと思う。大切なのは自分の心に素直でいられるか。自分がした選択に納得できる行動を伴うか。
皆さんはどれだけ自分の選択に責任を持てるだろうか。
私は自分の選択に責任を持てる人でありたい。
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追記
昨日の夜、コーヒーを飲んで記事を書いていた。
おかげで夜眠れなくなった。おなかも痛くなった。
寮のため、隣の部屋と壁が薄く、深夜に歌声が聞こえてきてますます眠れなくなった。
睡眠時間少しで、朝バイトに向かおうとした。
原付バイクで行くのだが、エンジンがかからなかった。
間に合わない。店長に電話した。
走って駅まで行った。雨が降ってきた。
なんとか少しの遅れでついた。
このどれもが恐らく「夜にコーヒーを飲む」という決断から引き起こされたのかもしれない。
結構テンション下がることが続いたが、連鎖しすぎて笑ってしまった。
そんな一日。