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アウトプットとアウトカム
最近の学びっていろいろある。
日々新しい何かがインプットされている。
それはそれですごい充実している証拠だけど、関係ないインプットもたくさん入ってくるからそこの取捨選択って重要だよなと感じる今日この頃。
そんなことはどうでもよくて。
いろんな学びが入ってくる中で、最近特に「これめちゃくちゃ大事やん!」と思ったものを共有したい。それが、
\ アウトプットとアウトカム /
という考え方。
「なんだカタカナ文字か…」
と距離を置く人もいるかもしれない。私もその立場の人間だ。カタカナ難しい。カタカナというか、英語が難しい。
でも言葉の中身を聞くと、アウトプットとアウトカムはすごく理にかなっているものだと感じた。
仕事に限らずかもしれないけど、自身の取組みに対しての評価を行う際にこの「アウトプット」と「アウトカム」を使う。
おそらく似たような言葉でよく使われるのが「定量」と「定性」なんじゃないかな。ここのあたり詳しい人からすれば「全然違うよ」となるかもしれないが。
社会人になって一番最初の方に言われるのは、
「定性的じゃなくて、定量的な目標を立てましょう」
じゃないかと思っている。
学生時代ってもちろんテストの点数も大事だけど、通知表に「関心意欲態度」という項目があるように、その物事に対しての”取り組む姿勢”も大事だった。そこで評価されることもあった。
だけど社会人って違う。
無論、そこが大事じゃないというわけじゃない。
むしろそこは整っていて当然。また頑張る姿勢だったり、工夫だったりも大切になる。
でもそれは”みんな頑張る”。
だから評価が難しい。というわけで「定量的」、つまり数値的な目標を設定して目で見てわかる結果で判断していきましょう、となるわけだ。
もちろん定量的であることが大事だという前提、ただここの理解が及んでいないと、ただ数字の目標を立てる、になりかねない危うさはある。
では「アウトプットとアウトカム」はどうだろう。
アウトカムは「定量」と似たものと考えていいだろう。
取組みに対してどういった数値的結果が出たかを見る。だけど自分の頑張り次第で達成できる数値目標もあれば、自分の頑張りはきっかけに過ぎず、結果的には誰かの意志(行動)によって決まってくる数値目標もある。
そうなってくると自分だけではコントロールできない難しさがある。
そこで大事になってくるのが「アウトプット」だ。
アウトプットが何かというと、めちゃくちゃわかりやすく言うと「あなたはどんなアイデアを出したか」だと思う。
掲げている目標を実現するために、あなたの考えをどのような形にして表したか。例えばチラシを作成するとか、例えばイベントを開催するとか、例えばSNSバナーをつくるとか。
1つ1つのアウトプットに対して、どういった目的だからどういった目標を立ててどういったこだわりを持たせたのか。それによって生まれたアウトプットは何か。
それを評価していく。
アウトプットの質の向上が、結果としてアウトカムの向上につながる。アウトカムだけ追い求めても、遠回りだったりする。
ここの関係性が理解できた時、
「アウトプットとアウトカム、どっちもめちゃくちゃ大事やん!」
となった。
これって自分自身の目標設定の時もそうだし、自分以外の人を見る時も同じようなことが言える。
数字だけ求めるマネジメントではなく、アウトプットも見るマネジメント。ただそれは「頑張り」を評価するんじゃなくて、いうなれば「こだわり」を評価する。
最近の有益な学びです。
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