「知っている」と「できている」との間の大きな差 No.221
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2021年8月10日 「DAYONE日記」No.221
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、毎日発信します。
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昨日、生まれて初めて自分で魚の3枚おろしに挑戦しました。これは、自分がやりたいと妻に伝えやることになったのですが…(笑)
一昨日、釣りに行ったときに、お義父さんからいただいた50㎝の黒鯛です。
そして、事前に何度も黒鯛の捌き方についてYouTubeを見て、料理と同じようにイメージを膨らませながらやりました。
実際に魚に出刃包丁を入れると、想像以上に硬いのです。特に、頭と胴体を切り離す時、これは大きな骨が固く…。動画では、スッーとやってたのですが…(笑)
そして、3枚に開く時も、スッーといくのかと思いきや、骨があったり、関節部分が硬かったり…。
最終的には、何とも言えない3枚おろしになりましたが、一応、無事に捌き、塩焼きにして美味しく頂きました!!
でも、実際に捌いてみてわかったのは…
「包丁の動かし方(繊細さ)」
「包丁そのものの切れ味」
「実際の魚の肉厚」
「魚の骨の硬さ」
などを感じることができました。これは、動画だけでは感じることのできない自分の気づきです。
包丁を丁寧に入れながら、中骨に沿って魚の肉を削いでいくのですが、YouTubeで見ると本当にスゥーとやっているのです。いざやってみると、そんなスムーズにできないのです。
というよりも、魚の3枚おろしも修行がいるので、当然素人がやってすぐできるものではありません。でも、細かい包丁の使い方、力の入れ方など、動画では学べないことを沢山学んだのです。
そして、やはり何でもやってみる。これが大事だということです。
「知っている」と「できている(やっている)」というのは、全く違うのです。
いくら、どれだけ知識があってやり方を知っていたとしても、実際にやってみたことがなければできないということです。
今回もYouTubeで見てるだけであれば、魚の捌き方を「知っている」、「見たことがある」ということで終わっているのです。
でも、実際に、自分で魚をさばいてみて、知識が体験化されるのです。知識だけではできない包丁の使い方、骨の対応など気づけるのです。
だから、何でも、「まず自分でやってみる」。
これが、「知っている」から「できている」になるためのステップだと思っています。
よくあるのが、コミュニケーションの話です。
「人の話を傾聴した方が良い」
「顧客ニーズを把握する」
「顧客思考」
という言葉は、コミュニケーションの勉強をすれば、本によく書いてある言葉だと思います。多くの人は、「知っている」、「聞いたことがある」と思うかも知れません。
では、「それらの行動ができていますか?」ということです。
大体、ありきたりな言葉というのは、必ずどこかで一度くらい聞いたことがある話、本で読んだことがある話が多いのです。
それが、「知っている」、「聞いたことがある」につながるのです。
ですが、実際に行動できているかどうかは別なのです。
つまり、自分の身についているかは別の話だということです。
やはり、知っていても、実践がなければ、身につかないし、使いこなせることもできません。
自分が身に付けたい、使いこなせるようになりたいと思うのであれば、行動することです。
実際に行動して経験して、初めて実践的な学びになり、自分の身体感覚を伴う学びになるのです。それを何度も繰り返すから、自分の身につくし、支えるようになるのです。
大事な事はまずやってみることです。
これがなければ、頭でっかちになるだけです。
ぜひ、知識だけでなく行動を踏まえたうえで、自分の身体感覚に結びつけていただきたいです。
「知っている」から「できている」の間には、とても大きな差があります。その間を埋めるには、実践・行動以外にないのです。
だから、自分が出来るようになりたいことを出来るようにするには、何度も行動することです。
ぜひ、一つでも二つでも出来ることを増やして、より生きやすくしてまいりましょう!!
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