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着手することで得られる安心感と余裕 No.1391

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2024年10月24日 「DayOne日記」No.1391
本ブログは、成果を出すためのヒントを365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

「着手の速さが仕事の速さである」という言葉を教えてもらったのですが、この言葉には、本質的な意味が込められていると感じています。

重い仕事や面倒な仕事を前にすると、我々はつい「後でやろう」と先送りしがちです。これが、どれだけ仕事の効率を悪化させ、心の余裕を奪っているか、多くの人が経験しているのではないでしょうか?

むしろ、誰でも一度は経験があるはず。
私も、そうでした(笑)

厄介な仕事やエネルギーを要するタスクは、自分の席のすぐ隣に置いて、「いつでもやれる」と思っているだけで勝手な安心感を持っていたのです。

しかし、実際に着手するまでに、あれこれと考えすぎてしまい、いつの間にか期限が迫り、結局焦って取り組むことに…

そんな毎日を繰り返していると、常に仕事に追われている感覚から抜け出せません。

ここで大事なポイントは、仕事に対して「余裕を持つ」ということ。

余裕を持つためには、仕事を溜め込まず、すぐに着手することが肝要なのです。後回しにすることで、仕事はどんどん心に重くのしかかり、プレッシャーが増す一方。頭の中で常に気にはなるのです。

「あの仕事…どうしよう。早くやらないと…」

しかし、着手さえしてしまえば、すべての物事が少しずつ動き出します。仕事に着手するという行動は、単に物理的な作業のスタートにとどまらず、自分自身の精神的な負担を軽減する第一歩でもあるのです。

例えば、メールにしても同じことがいえます。

後回しにしてメールをため込んでしまうと、「まとめて返事しよう」と考えがちですが、その「まとめて」という思考自体が次第に大きなハードルとなり、面倒さが増大するのです…。

メールが来たら、その場ですぐに返す。これが、結局は一番効率的であり、着手の速さが結果的に仕事全体のスピードを上げるのです。

着手することで、全体像が見えやすくなり、心にも余裕が生まれます。まだ手を付けていない仕事は、常に頭の片隅に残り、意識せずともストレスを与え続けます。

しかし、いったん着手すれば、その瞬間から「一歩進んだ」という実感が得られ、安心感が生まれます。この安心感こそが、次のステップへのモチベーションに繋がります。

重要なのは、着手することで頭の中の負担を軽減し、次のことを考える余裕を生むこと。

認知の枠、すなわち頭のスペースを少しでも空ける感覚。この空きスペースこそが、新しいタスクにも柔軟に対応でき、結果として仕事の全体感を見通せるようになると感じます。

だからこそ、目の前の仕事にすぐに取り掛かることがいかに大切かってことです。

結局のところ、着手をしないから、仕事が重くのしかかり、しんどくなってしまう。仕事をスピーディーに、そして効率的に進めるためには、まず「着手の速さ」がすべてを左右するのです。

仕事の山を少しずつ崩していけば、その先に待っているのは、余裕を持った自分がいるってこと。

だから、何でも着手する。
これを肝に命じて取り組んでいきたいものです。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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