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「気を入れるとコミュニケーションの質は変わる」 No.91

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2021年4月2日 「DAYONE日記」No.91
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。
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昨日、妻から「最近、仕事が忙しいの?」と聞かれました。結婚してから仕事の話は妻に全くしなくなったのですが、確かに最近仕事が一気に忙しくなり、家でも仕事のことを無意識に考えることが多くなっていたのかも知れないです。

でも、別に追い詰められた状況でもないのですが、知らず知らずのうちに態度や行動に出ていたのだと思います。それを妻に気づかれたのかと…。

それは、家にいても「心がここあらず」のようなもので、家にいるけど、どこか頭の中は、別の世界や別のことを考えていたということです。

妻に言われて、「はっ」と気づき、自分で気が抜けていたなと思ったのです。そして、この「気」というはとても大事なことだと改めて感じたのです。

皆さんもこんな経験あると思います。

「人と話をしていても、別のことを考えてしまう」
「大事な会議に出席していても、そこに集中できず別のことを考えてしまう」
「仕事をしていても、別のことを考えて仕事しているふりをする」

これらは、ふとした瞬間に「気が抜けている」という状態だと思います。

営業でも同じがあるはずです。

相手が話しているときに、「つまらないなぁ。面白くないなぁ。」と思って、別のことを考えていたりしてませんでしょうか?

「気が抜けている」と、私が妻に気づかれたように、相手は気づいているかも知れません。ただ、それを相手に言わないだけで…。

気が入って聞いていれば、もっと前のめりの姿勢でかつ質問や深掘りもあるのではないかと思います。それだけでも、気が入っているのと入っていないのでは違いが出ます。

皆さんも、自分が相手に話をしている立場で想像してみるとよく分かるはずです。

「こいつ、今、集中して俺の話を聞いていないなぁ」、「全然伝わってないなぁ」、「別のことを考えいるなぁ。」と人と話をしていて思うことはないでしょうか?それ以外にも、子供と話をしている時にも、全然聞いてないなと思うことがあったりします。

つまり、人はコミニケーションにおいて「気を入れる」、「気を抜く」というのが、明確に態度や聞く姿勢に出るということではないでしょうか?

人は気づいていても、あまり相手に対してそれを言わないから、「気」について意識しないのかも知れません。

でも、この「気」というものは、とても大事です。

コミュニケーションにおいて、「気を入れる」ということは、相手の話に対して自分の心と肉体、全てをそこに集中するようなイメージであり、それが相手に伝わるのだと思います。

だから、相手も、

「自分の話を本気で聞いてくれている」
「話をしていて心地良い」
「自分に興味・関心をもってくれている」
「自分は受け入れられている、認められている」
「話をしていて安心感がある」
「話をしていて何か良いことを助言してくれるかも知れない」(期待感)

などの感情が湧いてくるのです。つまり、相手のコミュニケーションを良くするためにも、「気を入れる」というは、大事だと思います。

そして、「気を入れている」自分も、

「相手にとって失礼のないように」
「相手の話を全力聞く(傾聴する)」
「興味・関心を持つ」
「自分の持てるの中で、何らかのプラスの価値を渡す」

などという気持ちや心構えで、コミュニケーションに望めば、「気を入れている」ということを意識するはずです。

そして、「気を入れている」を意識していれば、別のことを考えそうになった時でも、「いかん、いかん」と気づくことができ、また、その面談に戻ってこれるではないでしょうか?

でも、なぜ「気を入れる」というのが難しいのでしょうか?

コミュニケーションは、意識しなくても何となくできるものだからです。敢えて、負荷をかけずにできるものであり、人は楽をしたい生き物という前提条件があれば、敢えて、そこにパワーを使う必要性がないと判断するのではないでしょうか?

「気を入れる」とは、相手に対して自分の持てるもの全てを出すということなので、神経を集中させ自分の精神と肉体の全てをエネルギーを使うというイメージです。

それだけのエネルギーを使うからこそ、相手にもその熱意や真剣さが伝わるのだと思います。

だから、コミュニケーションというのは、皆同じようにやっているようで、実は質の違いがあるということです。そして、それは、目に見えないものだから、分かりにくいのです。

でも、自分でも分かるはずです。

気を入れている時と、気を入れていない時との差が…。

そして、周りでも仕事ができる人や成功した人は皆気を入れているような気がします。むしろ、そういった人で、気が抜けた人はいないような気がします。

だから、コミュニケーションというのは、気の入れ方一つで質を変えていけるということです。そして、その気を入れることで、今までにない円滑なコミュニケーションを少しはできるようになるのではないでしょうか?

大事なことは、まず意識することです。そして、何度も意識することで、少しは、頭の中に残り、気を入れて話をしてみようとなるのではないでしょうか?

今よりもコミュニケーションを良くしたいと思うのであれば、まずは「気を入れる」というのも、一つの手段になるはずです。

私もできていないので、生涯を通して身につけていきたいスキルです。そして、これは、一生役立つものだと思っているので、今後をより生きやすくするためにも、常に気を入れることができるように、自分を躾けていきたいです。

・「気を入れる」ことは、相手に必ず伝わる。
・コミュニケーションを質は変えるためにも、
 「気を入れる」ということは大事である。
・コミュニケーションが変われば、人間関係も
 好転し、生きやすくなるはずである。

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