【3分でわかる】「自宅作業」で集中する為の環境づくりテク3点
こんにちは、こんばんは、りょうさんと申します。
さまざまな「人生をちょっとラクにするテクニック」を載せていっています。
普段の自宅での読者や、勉強など何かの作業の時、「なんだか集中できない気がする」と感じることはありませんか?
そういう時は余計な誘惑が無いカフェ等に行って作業することで集中を長続きさせようとする人も多いと思います。
確かに、誘惑だらけの自宅よりは、できる事に制限があるカフェなどは作業の場として有効かもしれません。
しかし、カフェ代は一回数百円程度ですが、何度も行けば塵も積もって行きますし、椅子や机が合わなかったり、人が沢山居て長時間の作業は向かないような一面もあると思います。
そこで、今回は自宅で作業に集中できるように環境を整えるポイントを3つ紹介します。
①スマホを別の部屋に置く
米国の研究で、自分のスマホを置く場所によって試験のスコアがどれだけ変わるかの実験が行われました。
第一グループは、スマホを机の上に画面を下にして置いて試験をしたグループ。
第二グループは、スマホをポケット、もしくは、机のそばのバッグの中に入れて試験をしたグループ。
第三グループは、スマホを別の部屋に置いて試験をしたグループ。
この3つのグループの実験の結果は、第三>第二>第一 の順で大幅なスコアの違いが現れたそうです。
この実験の面白いところは、第二グループでスマホを視界から外しても、「近くに存在する」という事が頭で分かっているだけで、第三グループよりスコアが低くなってしまっているところです。
人間は無意識にいろいろな判断をしており、人間の行動の90%以上は無意識のうちに行っていることが、脳科学の研究で分かっています。
この実験から、人間は本人が意識しないくても意外とちょっとした事で気が散って、作業に集中しにくくなってしまっているということが分かります。
10%以下しかない「意識」で90%の「無意識」を制御する方法として、この「スマホを別の部屋に置く」という方法はかなり有効だと考えています。
②部屋全体を薄暗くして、作業スペースだけスポットライトを付ける
部屋全体が明るい場合、部屋の物がいろいろと視界に入ってくると思います。
テレビ、本、漫画、DVD、等々。
たとえ意識しようとしまいとに関わらず、視界に入ったものがきっかけで何かしらの衝動が発生する場合があります。
ちなみに、テレビ、ポスターなどの広告はその原理を利用しています。
例えば、ハンバーガーの映像を見たら、ハンバーガーを食べたくなる衝動が現れる、といったものです。
人間にそのような行動原理があるという事実から考えて、集中する為に余計なものは視界に入れない、という方法が一番有効です。
その為に、間接照明などで薄暗くした部屋の中で、作業スペースだけスポットライト的に明るくするという方法を取ります。
集中対象以外の物は必然的に見えにくくなるため、不意に視界に入って気が紛れる事を防止します。
③ボーカル無しの音楽をかける
作業をする時、音楽をかける方も多いと思います。
音楽を掛けて作業する事は余計な雑音を紛らわしてくれる効果や、脳波が同調して心が落ち着き集中しやすくなる効果があるため、非常に良い事です。
但し注意点があり、基本的に「ボーカル無しの音楽」とする必要があります。
これも人間が無意識に行う現象の一つで、何かしら予想や理解しやすい音を聴くと、自動的に脳が勝手に認知機能を使って処理をしてしまう、という事が起きます。
それに伴い、メインで行おうとしていた作業に使う脳領域が減ってしまい、処理能力が落ちてしまいます。
「言語」は文法や文の意味があり、予想や理解ができてしまう音となる為、上記のような問題が発生します。
ボーカル付きの音楽はそのような理由で、集中が必要な作業には向きません。
また、逆に最も向いている音は「ホワイトノイズ系の自然環境音」です。
ホワイトノイズというのは、いろいろな周波数の音を同程度の強度で発生するノイズ音の事で、例えば、昔のテレビの砂嵐のザーという音や、エアコンの動作音のブオーンという音をイメージしてもらうと分かりやすいかと思います。
その中の自然環境音というと「川の流れる音」「雨の音」「風の音」などがあります。
これらホワイトノイズ系の音は予想が簡単にできず、勝手に脳の認知領域が使用される心配がほとんどありません。
更にホワイトノイズは、広範囲の周波数音を含んでいることから外部のいろいろな余計な音を紛らわしてくれる効果としても高い効果が期待できます。
また自然の音は、人間が太古の昔から持っている本能に響き、心を落ち着かせてくれる効果があります。
最近は、スマホのアプリや、インターネットサービス、YouTubeなどで ホワイトノイズ系の自然環境音 を無料で聴けたりしますので、ぜひ活用してみて下さい。
まとめ
①スマホを別の部屋に置く
②部屋全体を薄暗くして、作業スペースだけスポットライトを付ける
③ボーカル無しの音楽をかける
以上、自宅で作業に集中する為の環境づくりのテクニック3つでした。
よろしければぜひ参考にしてみて下さい。
皆さんの勉強や仕事などの作業が捗りますよう祈っております。
また一週間に一度くらいのペースで誰かの役に立ちそうな情報を流していきます。
また来て下さい。