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【読書感想文】自分とか、ないから。教養としての東洋哲学 #1202

こんにちは!
今日はしんめいPさんの著作、「自分とか、ないから。教養としての東洋哲学」の感想を書いてみたいと思います。

読む前の自分

この本は、ジェイさんのXで知り、買ってみました。

僕のジェイさんの書籍紹介に対するコンバージョンは以上に高いです。
ジェイさんのことが、僕の積読製造機に見えることもありますw

もう少し若い頃なら「東洋哲学」というテーマの本を読むことはなさそうな僕ですが、40歳を過ぎた頃から「人生」とか「生きる」「人間とは?」なんて考えることが増え、魅力に感じた部分も、買ってみたポイントの一つです。

読んだ後の自分

まず、この本はめちゃくちゃ面白いですw
文体がポップで面白いですし、東洋哲学のわかりにくさを非常にシンプルにすることで論理的(な感じ)で説明してくれて納得感もあります。
自分で説明しろと言われると・・・ちょっと厳しいのですが「考えるな、感じろ」なので問題なし。考えるな、楽しめって感じの本です。
そして、多くの方は読み終えた後、肩の力が抜けるのではないでしょうか。

僕のお気に入りは、6章の密教のお話し。空海の哲学についてです。
「無我」だからこそ、「大我」になれる。
ハトに餌をあげているおばさんは、快感を得ている・・・!
全てはフィクションなんだから、欲を持ってよし!
さすが、時代順ではなく、あえて著者が最後に選んだ考えです。「自分なんてなく」て「恋人との別れ」や「飲み会での孤独」で「空」を感じてしまう東洋哲学・・・「悩みなんて存在しない」ってなる東洋哲学・・・
それにより、無職(や草)になりがちな東洋哲学者。
そんな欠点を克服した、現代に応用できる超ポジティブな哲学が空海の哲学「密教」だと思います。

(僕は何を言っているんだろう。ぜひ、読んでみてください。)

読み終わって行動することにしたこと

この本に、読み終わった後の行動とかを語るのは野暮で、まずは本そのものを楽しみ、東洋哲学への興味が湧き、すべてのつながりに感謝するという結末を迎えるのが自然かと思います。
でも良いのです。僕は常に本を読んだ後、行動を変えることにしていますし、そのつもりで読む癖がついているからです。考えないで感じようとするとそうなってしまうのです。

で、僕は決めました。
まず、全力で「なりきる」。自分の欲を超える大我(働く人が納得している状態)を目指し、なりたい自分になりきって生きていきます。
そして、愚禿ぐとくとして生きていき、救われたいと思います。(最近、ガチでハゲてきました)


最後に

「自分とか、ないから。教養としての東洋哲学」は、なんとなく東洋哲学に興味があるなっていう人が楽しくエッセンスを知るのに最適な入門書です。
・・・入門書でいいのかな・・・?なんというか、とても楽しい本です。
本はエンターテイメントであったということを思い出させてくれます。
それから、しんめいPさんはnoteの発信が書籍出版より先であることを知りました。

まずは↓noteもめちゃめちゃ楽しいから読んでみてください。

ここまで書いてみて、僕は自分が言いたいことが伝えられている気がしていないのですが、そろそろ達磨大師から「本をありのまま見ろ」と言われそうなのでこのくらいにしておきます。
では、また!


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