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ヌーヴェル・ヴァーグとシチュアシオニスト:パリ留学に向け映画を観まくってみる
金沢に戻ってきてちょうど2週間。
荒れに荒れていた生活習慣を整えることに集中し、なんとかルーティンのようなものが出来上がってきました。生活の乱れは心と腸内環境も乱すので花粉症直撃していたのですが、なんとか完治。(小麦減らす!ビタミンD3!グルタミン摂取!)
引き続き生活改善に取り組みつつ、並行して進めているアトリエの整理/断捨離も進めていきます。両手が塞がっていては、新しいものは手に入らない。
ヌーヴェル・ヴァーグを観まくる
さて前回の投稿にも書いたんですがルーティンの中に「2日に1本映画観る」ということをやってます。主にヌーヴェル・ヴァーグ(1950年代半ばから始まったフランスにおける映画の革新運動)と、それに影響を受けた監督の映画を観てます。
もはやゴダールの影響について語る必要もないですが、「イメージの本」は…凄すぎて、意味不明すぎてまだ全く言葉にできません。
ロメールの、男女のありふれた会話を映画として物語に昇華させるテクは、韓国のホン・サンスや、昨年「ドライブ・マイ・カー」でアカデミー賞脚本賞を受賞した濱口竜介監督に受け継がれてます。
映像を扱い、そしてフランスに行く自分としてはヌーヴェル・ヴァーグをこのタイミングでおさえるかということで漁ってます。
シチュアシオニストとヌーヴェル・ヴァーグ
交換留学先をフランスにした理由については、いまの制作/研究内容についてパリで1950〜70年代に活動した「シチュアシオニスト・インターナショナル」を参照しているからです。詳しくは、大学院修士1年最後のプレゼン内容をそのまま公開しています。
そしてシチュアシオニストと、先ほど述べたヌーヴェル・ヴァーグの映画監督たちの直接的な関係性はおそらくありません。しかし、それぞれが同じ時代にフランスで活動していたことから、文化的・社会的な背景や影響を受け合っていたことは予測できます。
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