
ロンドン、熱い夜、大いなる刺激
3泊4日で弾丸でロンドンに行ってきた。
半年ぶり2度目の渡英。前回も1泊2日とタイトだっためフランス滞在中、絶対にどこかのタイミングで行こうと決めていた。アートコーディネーターの三木茜さんと別件でやり取りしていた時に「6月末までロンドンにいるんですが来る予定ないですか?」と来たので、ユーロスター(新幹線みたいなやつ)をノリと勢いで予約。物価が恐ろしいことになっているので(1ポンド=200円)、フランスのワインとお弁当を持ち込み向かったのであーる。
安ワイン持ち込んでユーロスター勝ち確してる ロンドンへ! pic.twitter.com/CGwTAUU1or
— 山口塁 Rui Yamaguchi (@rutty07z) June 19, 2024
テートモダンでオノヨーコ展、行ってみたかったレジデンシー施設、普段パリでは見ることができない質のギャラリーなど、そこで出会う人たち含め大きな刺激をもらった。
テートモダンでオノヨーコ展観た。この値段だと若干の物足りなさ、今見たらオノヨーコのコンセプチュアルって普通だけど、インストラクションアートの先駆者としてあの時代であれは革新的だったと思う。そしてやっぱり目が引くのはバケモノ級の出自とか36歳までに結婚3回、プロデュース戦略とかかなぁ pic.twitter.com/yBoy8o2Zt1
— 山口塁 Rui Yamaguchi (@rutty07z) June 22, 2024
Delfina FoundationとGasworksに行けたのも嬉しかったですね。この2つはアーティストインレジデンスのOPEN CALLもやっていて、まあいわゆる名門レジデンシーです。知人の日本人作家も滞在していて、自分もいつかは…!と思っている場所。下見じゃないけど、現場を見ると想像できるようになるので、見るの大事やと思ってます。
そして行ってみたかったDelfina Foundationへ!多くの作家が滞在している場所だ。立地良くて自分もいつか行きたい。展示作品は今回の滞在で一番印象に残ったインド出自の作家。 pic.twitter.com/6g0GqZYc3l
— 山口塁 Rui Yamaguchi (@rutty07z) June 23, 2024
Gasworksの方では今年のターナー賞ノミネートされたPio Abadの出版記念イベントやっていて、そこであいちトリエンナーレ2019に出展していた香港の作家や、前回のドクメンタ15(2年前観に行ったやつ)に参加していた作家がいたりと、しかも三木さんがどんどん紹介してくれて、こうやってあっという間に繋がるの、海外という感じで面白い。
ロンドン、パリのアートシーンと「なにか」が全然違う気がする。その「なにか」が上手く言語化できないけど、ロンドンがContemporary Artのハイレベルさ、「王道」を感じたのは間違いない。もし自分がここに住んでいたら、作品も、自分のキャリアもどうなっていくんだろう。そんな妄想が楽しかった。

何より、特に刺激を受けたのは同世代で、海外でサバイブしている作家仲間。
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