CAF賞2023 反省と振り返り②
続きです。前回はCAF賞2023の敗因や反省を振り返っていきました。書いててまたしっかり落ち込みました。笑
今回は展示を通して起こったことや、ポジティブな側面について書き出していこうと思います。(そうしないとやってられねぇよ)
「〇〇料理」と定義することについて
まずはパフォーマンスで、都内にあるウズベキスタン、ロシア、ウクライナ、イスラエル、パレスチナ料理屋を巡りました。それを友人たちと回れたのが良かったですね。「こんな機会がなければ行かなかった」と言ってましたが、僕も、東京にいた時は一度も行きませんでしたから。
特に恵比寿のイスラエル料理屋「TA-IM」と、十条のパレスチナ料理屋「BISAN」は印象深かった。
パリに来てすぐに新たな戦争が勃発し、こっちでは毎週のようにパレスチナ連帯を呼びかけるデモが行われてますが、自分にどんなアクションができるか考えさせられる日々でした。まずは、その国の文化を形成する「料理」を食べてみることからはじめてみませんか、という提案ではじめたCAF賞会期中のパフォーマンス。
やはり行って食べてみて、店主と話してみて感じることは多々ありました。十条のBISANは、日本人の自分には到底想像もできないような話を聞きました。
恵比寿のイスラエル料理屋「TA-IM」では僕らがお店に伺った数日後に、SNSで話題になってしまってました。(一緒に行った友人から教えてもらいました)
日本人(おそらく)が
という心無いコメントに対して、店主の娘さんが返したコメントが話題になったという。なぜこんなことを言う人がいるのか…
返信した娘さんには会ってませんが、イスラエル出身の店主はとても気さくな方で、素敵な夜になりました。僕らの名前をお店に書いてくれました。
イスラエルとパレスチナの歴史は複雑です。また「〇〇料理」と定義することの難しさ、暴力性みたいなものも痛感します。例えば僕らが「ロシア料理」として認識しがちなボルシチは、もともとウクライナ発祥の料理だとか。
この辺り自分も反省しつつ、調べなければいけないなと。
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