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公務員の「強み」の活かし方
公務員の「強み」の活かし方を読みました。学陽書房さんのモニターに当選させていただいたので、noteでレビューさせていただきます。
著者の齋藤綾治さんのnoteはこちら
インタビュー記事はこちら
公務員としての強みの活かし方、まさに興味関心のど真ん中どんなことが書いてあるか、すごく楽しみで読みました。印象に残った点をいくつか掘り下げたいと思います。
「ここは自分が頑張るところ」と思ったら、思いっきり飛び込む
具体的な行動を起こして、自分らしさを磨き、強みに育てていきましょう。
(引用)
まさに!!
行動すること、発信することで、強みは磨かれ、育っていきます。
誰かがするだろう、失敗したら、もっと適当な人がいる、上司や同僚に説明するのが大変だ、ブレーキになる理由はたくさんあります。そんなイメージが出てきたら脇において、「ここは自分が頑張るところ」を定めて、行動することが大事なんだと思います。
自分の強みを活かして成果を上げ、チームへ貢献する。
このことを繰り返していくと、あなたの強みはますます磨かれます。そして、あなたの強みがチームにとって欠かせなくなっていくのです。
(引用)
チームに貢献するって、結構難しいなって、僕は思っています。先日ヒントをもらったんですが、一つは、すでに貢献していると思うこと、もう一つは、強み使いしていたら、結果的に成果が上がり、チームに貢献することになること。
まずは、具体的な行動から。ちょっとのアピールとともに。
「万能主義」に注意する
完璧な仕事を追求していくうちに、いつの間にか、万能な公務員を目指してしまっている職員に出会うことが、これまでに少なからずありました。これは公務員に強く出やすい傾向といえるのかもしれません。
(引用)
まさに、わかっていても、僕も、気づいたら求めています。
あの人は、「すごいなー」とか、「できないなー」とか。そして同じ職員としてとか、公務員として、出来なければとか、同じようなレベルのものを提供しないとと考えてしまいます。
「前任者は」とか、「あの人だったら」、「公務員として当然」、たくさん出てきます。
求めているというか、求められている気がするのかもしれません。
できる人を素直に尊敬して、まずは、できることから。本当に、同意します。そして、それがひつようだったら、気軽に助けてもらう。助けてーって声を上げたら、助けてくれるのも公務員のいいところかなって思います。助けてーって言い出すのは勇気がいりますが。
異動先でも強みを発揮し続ける
「◯◯さんなら、きっとこういうやり方で状況を改善してくれるに違いない」と周囲から強みの発揮が期待され、その期待に答えていくことで信頼を得て、強みで貢献できる人になっていくのです。
(引用)
このあたり、ワクワクします。
強みを育て、認知され、活躍の場を広げていく。「◯◯さんなら」とか言われるようになると、ホント嬉しいですね。
そう有りたいし、そういう人が増えてほしいし、そういう人をいっぱい知っていたい。
そのためにも、行動し、強みを発揮し、ギブをしていく、その繰り返しなんだと思います。
けど、それって、僕の感覚では、最初は、時間がかかりそうです。焦らず、じっくり、コツコツとやっていくのが肝だと思っています。
相手の強みに期待をかける
あなた自信が強みに迷ったように、仲間の多くのが自分の強みに気づいていないまま過ごしています。そこに気づきを与えて強みを開花させていく。そのためには、あなたからの強みにフィードバックが大きな威力を発揮します。
(引用)
もらうときの、フィードバック嬉しいですよね。特に、ポジティブなもの。
いざ相手に、フィードバックしようと思うと、あまりにも自然すぎて、何を伝えて良いものかとなります。これは訓練ですよね。見て、観察して、フィードバックする。
言ってみると、そこから本人が気づきが得られたり、言った後に、もう一度観察したら、素敵なフィードバックポイントが見つかったりするんだと思います。
フィードバックを受けるときを考えてみても、ちょっと違うなフィードバックをもらっても、そこから発見があったり、自分の傾向が見えたり、面白いです。きっとそこから、強みは育っていきます。
そして、仲間の挑戦を後押しする。舞台を作る手伝いをする。すごく素敵だと思います。
読んでみて
組織で、チームで強みを作っていく、活かしていくというメッセージを感じました。公務員って、色んな人とコミュニケーションを取るんですよね。上司、同僚、関係の事業者、住民、国、都道府県、近隣市町村などなど、そんな中で、自分の強みを活かして、関係者の強みを活かしていける、そんな関係を少しずつ、自分のペースで作っていく
それを続けていくことが、公務員としての、強みの活かし方の一つの形なんだなーと感じました。
僕は、自分に強みにフォーカスしていたので、次のステップとして、同僚や周りの人の強みに目を向けていこう、次の目標はそこだなって思えるように背中を押してくれる本でした。
いろんなヒントが散りばめられた素敵な本です。おすすめです!!