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【サンクコストもいい働きをする!】今では営業部長の私が万年営業成績ビリだった過去

こんにちは、るるこ(@ruruko.workingmom)です♪

今日は万年営業成績がビリだった私の過去について書いていきたいと思います。

ブライダルプランナーとして勤務した20代半ばは、いつまでたっても成績は下の下。全国100人プランナーがいれば100位という成績でした。なぜそうなったかと言うと、まず接客をすることができなかったからです。

プランナーは営業職!徹底的なロープレ

ブライダルプランナーというとキラキラとした世界を思い描く方が多いかと思います。でも端的にいえば個人向け営業職です。挙式会場の成約と誓約後の打ち合わせで決定するアイテム金額が目標数値として定められます。確かに挙式会場や一つひとつのアイテムは素敵なモノばかりで、自分も納得の上で販売していたモノばかりです。(そうでないと入社していない!)
まずお客様の前にたっても説明ができるように、徹底的なロープレが実施されます。支配人の合格をもらわない限り接客は許されません。
結果私は同期が続々と合格し接客デビューする中、4ヶ月もロープレに費やすことになります。試用期間で首を切らなかった当時の支配人には本当に感謝しかありません(笑)結果、7:00〜終電までの時間を、先輩方の雑務に加えて自主練習・ロープレテスト明け暮れる毎日。それでもロープレテストに合格できず、泣きながらロープレテストをしたことも一度や二度ではありませんでした。

ここまでやったんだからなんとか接客したい!意地のマインド

サンクコストという言葉はご存知でしょうか。

サンクコスト(埋没費用)
事業や行為に投下した資金・労力のうち、事業や行為の撤退・縮小・中止をしても戻って来ない資金や労力のこと[1]。引用元:Wikipedia

私は4ヶ月もの日々を接客もできずに費やしていました。それでも辞めたいと思わなかったのは、結果的にサンクコストの心理的効果が働いていたのだと思います。
サンクコストは現代社会においてあまりいい意味合いで使われることがありませんが、振り返ってみれば私の今の人生に太い根を張ってくれています。仕事とプライベートの両方において、ちょっとやそっとでは精神的にくたびれることがありません。

精神的な訓練期間として、この時の経験は何事にも変えがたいものとなりました。
皆さんはこういった経験はありますか。今辛い思いをしている方は、それを乗り越えた先に生きやすい世界が見えてくるかもしれません。

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