タイトルホルダーが優勝?
タイトルホルダーとは、野球でいえば、ホームラン王とか新人王などの記録を取った人のことをいうのだが、今日のニュースで「タイトルホルダーが優勝」という言葉を聞いてこう思った。
タイトルホルダーが優勝って、当たり前じゃね?
と思ったら、そのニュースが競馬のニュースだということを知って、
「なんだ、馬の名前か。」と腑に落ちたわけである。
言葉というのは、一部だけを聞いたら、その人のバックボーンによっては、時として違った解釈をされることがままある。
池江選手が、水泳で優勝してこんなコメントを言った。
「素直にうれしい」
このコメントは、他のスポーツ選手でもよく聞かれる言葉なのだが、
素直じゃなかったらどうなんでしょか?
という素朴な疑問が湧いてくる。
別に、その人をディスッているわけではない。
「率直に言ってうれしいです」
なら、まだ分かるのだが、なぜ、「素直に」という言葉を使うのだろう?という疑問が出てくるのである。
「素直になれない自分がいる」
これは、非常に共感できる言葉である。
ちなみに、「素直」の辞書的な意味は、
性格や態度にひねくれたところがなく、あえて人に逆らったりしないさま
である。
私自身のバックボーンからすれば、
ひねくれてもいいじゃないか、人間だもの。
新人社員は、温かい目で見てあげよう。