1月9日、誕生花は雛草【#誕生花短歌】
詠みます。
冷たい手
駅のオブジェに背を預け
人待ち顔の姿愛しき
解説。
1月9日の誕生花のひとつ、ハコベ。
ナデシコ科ハコベ属の総称です。
一般にハコベというときはハコベ属の一種である小繁縷《こはこべ》のことを指します。
また「はこべら」という言い方もされ、春の七草のひとつになっています。
なお、はこべらの語源は不明とのこと。
属名の学名 "Stellaria" は、ラテン語ので「星」を意味する "stella" を語源として、花が星のような形をしていることに由来します。
一見すると花弁が10枚あるようにも見えますが、実は5枚。
これは花弁の先が2つに深く切れ込んでいるため、そのように見えるだけという話。
昔から食用植物として知られ、春の若い茎葉を茹でてお浸しなどにして食べたりします。
また小鳥のエサとしても馴染みがありますが、これに由来して英語では "Chickweed(ヒヨコの草)" と呼ばれています。
ハコベの花言葉は「ランデブー」「逢い引き」「愛らしい」など。
「ランデブー(rendezvous)」は、フランス語由来の言葉で「待ち合わせ、会う約束、逢い引き、集合する」といった意味があり、ヒヨコがこの植物に集まることにちなみます。
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