感情のタイムラグを治したい話
その場では気にならなかったのに、一人になると誰かの一言が気になったり、もやもやすることはありませんか。
なんか、感情にタイムラグがある感じ。
今日はそんなタイムラグの原因とタイムラグを減らす方法についての個人的なエッセイです。
◆なんで感情のタイムラグがあると問題なのか◆
アンガーマネージメントの必要が叫ばれるくらいすぐカッと感情が爆発するのも問題だけど、その場で感情を感じれないのも実は問題かもしれない。
人には迷惑かけないけど、どこかで自分が苦しくなる。
感情のタイムラグ
昔何かのきっかけで、感情を出すと”自分の身が危険”と学習して、癖のように感情に蓋をしてきた人。
年月が経つにつれ、蓋をしていたことすら忘れてしまう。
なんか嫌なことがあったり、されたりしても、その場で反応できなくて、
一人になって、そういえばあの時と自分の怒りや悔しさに気づく。
感情が麻痺しているかもしれない。
多分こういう人は感情の爆発が数年に1回くらいは起こってしまう症状もあるかもしれない。
◆タイムラグが身についたのは麻痺の一種ではないか◆
まあ感情はお天気です。寒いなら服を着て、暑いならアイスを食べればいい。コントロールできるものではありません。
でも窓を閉め切っておけば安全と思い込むのは、ちょっともったいない気がする。
あの頃よりも成長してるし、自分で自分を守れるし、環境も変わってるし、環境を変える力もあるし。
怒りとか負の感情に過敏に否定的になる必要はないのです。
それは自分を守るために出る反応だから。風邪ひいたら熱が出て体が闘うように。
もっと五感も感情も楽しんでみてほしい!今までたくさん頑張ってきたあなたにこそ、人生を幸せに楽に過ごせる”イロメガネ”をかけてほしいのです!
もう感情のコントロールを自分に頑張らせる必要はないのです。
なんか殴られたとして、その場で痛み感じないからいつまでも続けられるのが、心がサンドバックにされてると考えると同じことが目には見えないけど起こっているのです。
ダメージがボディかメンタルかの違いがあるだけ。
それをその場で感じず、一人になった時に意味もわからず涙が出てくるのは異常ではないですか?
でもあなたはそれを許してしまっているのです、主張しないということによって。
その場では”周り”の人はいいかもしれない、空気も悪くならない。でも自分を自分で無視しているのです。無視は一番傷つく反応ではないですか。
殴られて、1発目で痛みを感じたら、回避するなり反撃するなりしようと考えるのではないでしょうか。
あの頃は自力ではどうしようもなかったけど、今のあなたはその頃よりちょっと経験値と知恵が上がってるはずです。体も大きく強くなってるかもしれません。
多分麻痺させてるとだんだん、自分の好きなものや楽しいことをどんどん忘れたり、感じれなくなる気がします。
こちらの記事では会社の組織に例えている例もあります。参考までに
学習性無力感って言葉聞いたことありますか?
調べてみるといろんな実験の話が見つかります。
昔言い返せなかった頃の自分は学習性無力感によって、反論するの無駄って思い込んだのかもしれません。
でも実はもうそこには何も邪魔をするものがないのに、いつまでも動こうとしなくなるのです。
今日が人生で一番若い日なので、チャレンジするなら今ですよ!もうそんな(本当はもうない)壁、怖がらなくていいのです!
わかりやすい動画を見つけたので、
学習性無力感を知りたい人は参考までに↓
◆どうすれば感情のタイムラグを減らせるのか◆
何か選択する場面で自分に聞いてほしい。「”あなた”はどう考えるの?」
自分で自分を育て直すのです。ないものねだりしててもしょうがないし、もう過去を振り切りたい人は原因探しに満足したら、次は解決方法を考えることにフォーカスしてほしい。
「私は何が食べたいのだろう」「私はどっちの服を着たいのか」「私は本当はそれを買ったら満たされるのか」「私はあの人の態度をどう感じたのか」
その意見を否定せず最後まで聞いてみてください!
お金がないとか、非常識とか、自分らしくないとか、今更変えるのもとか、
途中で遮らないで一回感情を受け止めてあげてほしい。
こういう時、可能なら声に出すとなお効果が高いですよ!
そしてちょっとずつ、心が選択した方をかなえていく回数を増やしてあげていけば、また仲良くお話しできるようになるんじゃないかなー
人生は選択の積み重ねでできています。
今日からちょっとづつ積み重ねればいいのです!
以上
最後まで読んでいただけて、とても嬉しいです。
ありがとうございました。
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