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「更年期」と気付いたあのとき

女性の更年期は、日本では閉経の前後5年の合計10年間を指す。

ウィキペディア「更年期障害」より。

「そもそもまだ閉経になってないのに、自分が更年期なんてわかるわけないじゃん」

更年期障害の症状は大きく3種類に分けられます。

①血管の拡張と放熱に関係する症状
ほてり、のぼせ、ホットフラッシュ、発汗など

②その他のさまざまな身体症状
めまい、動悸、胸が締め付けられるような感じ、頭痛、肩こり、腰や背中の痛み、関節の痛み、冷え、しびれ、疲れやすさなど

③精神症状
気分の落ち込み、意欲の低下、イライラ、情緒不安定、不眠など

病気を知ろう:婦人科の病気 更年期障害 更年期とは 日本産科婦人科学会 より

「そもそも短気だからイライラしやすいし、肩こりや疲れなんて仕事でそうなってるし」

って、50過ぎても身体の声を聴かずにヨガやランニングにいそしんだり、
子供がいないのをいいことに、休みの度に外出していた。
「気晴らし」と称して本当の自分を蔑ろにした事に気が付かずに。

振り返ってみれば
10代は中学校でいじめに遭い、自らタヒにたい願望に。
気晴らしとしてライブに足を運んでばかり。
20代は休みの度にスキーとスキューバざんまいし、
仕事終わりはジム通いのほか、横浜駅周辺や都内で買い物や遊んだりした。
30代は派遣社員として仕事が充実している中の結婚。
直に心身のバランスを崩し、引きこもりに。
40代はアロマテラピー検定習得を機に、長い真っ暗闇のトンネルを脱した。
メタボ並みの体型から20kg減らしてランニングとヨガにハマった。

そして、五十路になった今、
今まで手に入れられなかったもの、
失ったものを手に入れようと必死になっている。
自己肯定感が低く、自分を好きになれない。
周りを見てるとキラキラ輝いていて、「わたしなんて」と思ってしまう。
仕事に追われてヘトヘトになる毎日。
休前日の夜や、休日は疲れた身体に鞭打ってヨガやランで気晴らしする。
そういう日常を送ったのはつい「この前まで」だった。

2022年、体温に近いほど暑い夏のある日。
上半身を中心に汗がひどい。
マスクをしているからだけじゃない。
ちょっと前に熱中症で仕事中、ランニング中に
倒れた前科があるからだけじゃない。
冷房が効いた部屋でも暑く感じた。
体内に熱がこもっているからという状況でなく、
汗が止まらないので「これがホットフラッシュ!?」という感覚だった。
血液検査で更年期に入っているかわかるとのことで、
折角なので通院中の心療内科で毎月受けてる血液検査で、
女性ホルモン値も追加で受けることにした。
(血液検査で分かるなんて知らなかったよ、その時まで!)
結果は「更年期に入っている」数値だったので、
今まで抱えていた身体の不調やイライラは、
「更年期が原因だったのか」って安堵を感じた。

仕事以外は何もする気が起こらず疲労感しかない。
帰宅後や休日は寝込んでしまう。
(涼しい時も)上半身に汗をかく。マスクに不快感を強く感じる
イライラしたり、くよくよしたりと精神的にムラがある
貧血気味。時々めまいや立ち眩みがする。
第一頸椎を中心に首と肩が常に緊張状態。
熱中症が例年以上にひどくなった。
風邪をひいてないのに一年通して鼻水が出る
(食べてないのに)おならが「ニラ」のような悪臭

個人的な更年期の症状(個人差があります)

これらも「更年期(コイツ)」のせいだったのか!!


自宅の最寄り駅付近には婦人科のクリニックがある。
区内のちょっと離れたところにもある。
インターネットのレビューではいい事書かれてるクリニックは皆無だった。
「これは放置か、民間療法か市販薬か」と嘆いてるときに、
義母からの救いの声が!!
「移転してきれいになったあの病院、行ってみたら?」と。
そっかぁ。新築の病院だったら清潔感あるし行ってみようかな…。
そして、その病院に問い合わせして、
婦人科の初診として「更年期外来」を受けることにした。

次回以降は「更年期外来を受けた感想」などアップしたいと思います。
そろそろ旦那様が帰ってきそうなので、このへんで🙋

🔔トップのかわいい猫さんの写真は、noranekopochiさんから、
拝借させて頂きました。
今回もどうもありがとうございました。


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