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【読書ノート】『路上』(『檸檬』より)
『路上』(『檸檬』より)
梶井基次郎著
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主人公は、いつもと違う道を使ってみた時、その道が、いつもの道に繋がっていることを発見して喜んだのだった。新しい道が、新しい選択肢になって行く。
そして、もう少し、冒険してみたくなって、ひとがあまり通らない、少し危険な道を行ってみた。
そして、案の定、危険な目に遭う。自分が無事で、冒険者の仲間入りができたと思うのだけど、そこには、自分の実績を認めてくれる観客はなかった。
自分は、本当に冒険者だったのだろうか?それとも、あれは、幻だったのだろうか?
ふと、転んだ時にカバンの中に土の塊を見つけて安心するという物語。
物語の主題は何か?
破滅するかもしれない中、冒険することが、人生なのだと理解した。