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【読書ノート】『花咲か死者伝言』
『花咲か死者伝言』(『むかしむかしあるところに死体がありました』より)
青柳碧人著
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『花咲か爺さん』のその後の話。
花咲か爺さんはやはり良い人で、お偉いさんからご褒美をもらっても、村に寄付してしまう。
ある日、そんな花咲か爺さんが、殺害される。
次郎と名づけられた犬が、推理する形で物語は展開する。
成功者は財産とどう付き合っていくべきかというのが、ある意味論点。多額の財産を手に入れることは、自己成長や人生の目標を達成するための道具にすぎず、財産を得たひとには、社会貢献を果たす役割が与えられている。
財産は幸福の要素の一つではあるのだけれど、幸福はお金だけでは決まらない。
物語の主題は何か?
お金は他人の為・社会の為に使う人のところに集まるということなのだと理解した。
古代ローマのカエサルの話を思い出した。