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【読書記録】『プロポーズの心得』(『ツナグ 思い人の心得』より)

『プロポーズの心得』(『ツナグ 思い人の心得』より)
辻村深月著


ベストセラー『ツナグ』の続編。

俳優・紙谷ゆずるは、使者(ツナグ)を訪ねる。想いを寄せている女性・美沙(前作に登場)に亡くなってしまっていた彼女の親友を会わせたいと思っていた。ところが、依頼者本人からでないと繋ぐことはできないとして断わられてしまう。

ゆずるは、ふと、幼少期に家をでていったまま、数年前に亡くなった父親に会ってみようと使者に再度、依頼する。

そして、酔っ払った状態の父親と会う。そして、ダメな男が、まともな女性だった母親とどうして、結婚できたのか知らされる。

物語の主題は何か?

本当に好きなひとを口説きたければ、人生かけて、何度でもぶつかってみることが大事なのだと理解した。

辻村さんらしい、ストレートで爽やかな物語だった。

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