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【マーカス5分読書メモ】人間は必ずしも合理的な選択をする生き物ではない【予想通りに不合理】
このnoteを読むと…
①「なんであの商品買ったんだろうな…」という謎が解ける
②自分の選択をより合理的なものにできる
「予想通りに不合理」を読むに至った理由
・意識高い系中島さんの企画に当選して貰えたから
・マーケティング等に応用の利く内容であることを知っていたから
・タイトルに惹かれた
「予想通りに不合理」を読んでのメモ
・通常、経済学では人は合理的であり、直面する問題について常に最善の行動を取っていると考える。
・しかし、我々は経済学理論が想定するよりもはるかに合理性に欠ける。
・しかし、我々の不合理な行動には規則性がある為予測する事ができる。
・人は、他のものとの相対的に比べることで、物事を判断している。
・人はアンカリングに影響される。
アンカリングとは初めに提示された情報が、今後の決断に影響を及ぼすことを指す。例えば「通常29800円が今だけ20000円!!」みたいな初めに高い金額を掲示してその後に安い金額を掲示する広告など。
・人は「無料」と言われると正常な判断ができなくなる。
簡単にいうとタダより高いものはない。ですかね。牛丼無料クーポンとかクソ並ぶのにみんな喜ぶじゃないですか。並んでる時間で牛丼1杯分くらいのお金を稼いでるかもしれないのに。
・人は一度手にしたら、それを手放したくなくなる。
人は「手に入るもの」ではなく、「失うかもしれないもの」に強く執着する。断捨離できないのはそういうことなんでしょう。
・人の「思い込み」が意志決定に影響される。
「起こった出来事・事実」は変わらないのにも関わらず人は「予想した」側面しか見ない傾向がある。例えば高級料理店と大衆料理店で全く同じハンバーグを提供したら、同じハンバーグにもかかわらず、高級料理店で出した方を美味しく感じてしまう、みたいなことである。
「予想通りに不合理」のまとめ
・人は必ずしも合理的な判断をとるわけではないことを理解する
・人は相対的に比べてしまうもの
・人はアンカリングの影響を受けやすい
・人は無料に従順
・人は得るより失う方が怖い
・人は思い込みが大きく関与した意思決定を行う
「予想通りに不合理」を読んで実行すること
①不合理な行動をとることを理解し、衝動買いに歯止めをかける(元々あまりしないけど)
②実際仕事の場面などでそういった不合理な行動を利用した反則などが取られているか探して誰かに説明する
③定期的にこの本は読み返す
最後に
今回の「予想通りに不合理」はかなり面白い内容の本だった。ドンキなどの量販店の値下げや安売り文句は確かに飛びついてしまいそうになり、「無料」と聞くとなんとしても手にいれたいと考えてしまう。売る側は本当に上手くやっていると感じる。「人は得ることより、失うことに執着する」という点は、私が勤める会社のサービス販促に大いに活用できると感じた。むしろ何故今まで使っていなかったんだと思うレベル。営業のプレゼンなどの際にもこの本の内容を活用したフレーズを入れておくことで顧客の購買意思に働きかけることができそう。
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