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<無料公開>スマホが学力に悪影響を与えているという風潮について考える。

スマホを利用する時間が多い為に学習時間に影響を与え、学力が下がっている、子ども達の頭に悪影響を与えている、マルチタスク化により集中力に影響を与えているという風潮が未だにある。
個人的には、現代の偏差値至上主義が時代遅れであると思うし、スマホが原因で本当に偏差値が下がると信仰している人の考えが古い。確かに単純な勉強時間という部分で影響を与えている点までは理解できるが、脳への影響やマルチタスク化で集中力が欠けるなどとか言いはじめたらそれはもうスマホの影響という話はほぼ関係ない。
むしろ、スマホがある事のメリットを見るべきであるし、脳への影響なんて幻想でしかない。マルチタスクで物事をおこなう事がいつ悪になったのかって話。社会に出ればマルチタスクで物事を進めるなんて当たり前であるし、普通に生活していても同様であり、スマホとの因果関係なんて証明のしようが無いと思う。
また、スマホよりSNSの利用により、そのコミュニケーションに時間を割かれ、学習時間を確保できないという点については個人の裁量である。確かにLINEなどで返答をしないとイジメの対象になる、仲間外れの対象となるなど返答しなければならない、スマホから目を離せないなどという一種の強迫観念のようなものを感じている場合もある。
しかし、これはあくまでも個人的な感想であるが、学校での人間関係なんて人生の中においてはかなり小さい割合ではないのかと思う。学校という場に通って人間関係を築くことも重要かもしれないが、無理をする必要もないし、勉強なんてこの時代どのタイミングでもどんな場所でもおこなえるわけだからね。
スマホがあることのメリットを最大限生かしていくことを考えて、悪影響という人や時間の無駄となるようなコミュニケーションは切り捨てるくらいでいいと思うがね。


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