AIに仕事を奪われる? いいじゃないですか。
ロッシーです。
将来、多くの仕事がAI(人工知能)に奪われるようです。
AIに奪われない仕事やスキルは何なのか、さまざまな言説が溢れていますが、私はこの「奪われる」という言い方に違和感があります。
奪われるという言い方
「奪われる」という言い方は、
「自分のモノを誰かに勝手に取られる」ことを意味します。
つまり、仕事を奪われるということは、
「その仕事が自分のモノ」
という前提があるわけですね。
でもその前提は正しいのでしょうか?
あなたの仕事なの?
仕事というものは、別にあなたの所有物でもなんでもありません。
あなたの所有物なら、自由に売ったり、貸したり、捨てたりできるわけですが、そんなことできませんよね?
会社で人事異動があれば、あなたのやっている仕事は、ほかの誰かがやることになります。
「それは私の仕事だから、私がやるんです!!」と言っても無駄です。
つまり、仕事はあなたの所有物ではないのです。
単にあなたに任されているだけです。
であれば、「奪われる」という言い方は不適切だと思いませんか?
効率的にできればいい
会社としては、AIがより効率的に、より低コストに仕事をやってくれれば、それでOKなわけです。
結果を出してくれれば、人間でも機械でもいいわけです。
あなたが勝手に「奪われる」と思い込んでいるだけで、会社経営者は、しごく合理的な判断をしているだけです。
どうしても、AIに仕事を奪われたくないのであれば、自分で企業して、すべての仕事は人にやらせて、絶対にAIを使わなければいいと思います。
でも、ライバル企業がAIを使っているのなら、あなただけ効率の劣るやり方をしていると、競争力がなくなって市場から退場させられるかもしれません。
AIにお任せすればいい
自分のモノではない仕事を勝手に自分のモノだと思い込み、
それを勝手に「奪われる」と思いこむ。
そんなことで不安になるのはおかしいと思います。
AIが優れているなら、素直に任せればいいじゃありませんか。
抵抗するほうが不自然です。
明日を不安がるより今を大事に
将来の仕事がどうなるかなんて誰にも分かりません。
未来では、AIが仕事を「奪う」ことなんてないのかもしれません。
わからないことを不安がるよりは、今の仕事を着実にやるほうが大事ではないでしょうか?
きっとうまくいく
「でも、本当に私の仕事がなくなってしまったらどうすればいいの?」
とまだ不安な人もいると思います。
もしもそうなったらどうすればいいんでしょう。
困りましたね。私にも分かりません。
でも、自分で考えて解決するのが大人だと思います。答えなんてありませんから。
それに、仕事なんて、世の中に数えきれないほどあるんです。
あなたが任されていた仕事が全てではありません。
他のことを探せば見つかりますよ。
今までに仕事をする中であなたが培ってきた「何か」は誰にも奪うことはできません。
それが役に立つ場所はきっとあると思います。
Thank you for reading !
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?