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「センス・オブ・ワンダー」という本を昔昔に読んで、それがずっと心の中の種としてあって、それが少しずつ育っていて折に触れて、大切なことを忘れそうになる時、自分を自然界に引き戻してくれる。みんなにとっては、種のような存在の本て、どんな本だろう。
センス・オブ・ワンダーは、
まあ、自然の中へ出て、葉の上に乗る球になった水滴を見て感じ、
風を感じ、雨を感じ、
自然の世界を、体の感覚全てで感じて、
自分がそのものになったとしたらどう感じるか、
感じてみて、
そんなメッセージの本だった。
最初は、「ふーん」と言う感じだった。
学生の頃だったから、ちょっとそのスピードの遅い感じに、
退屈だな、と思った(⌒-⌒; )
ただ、とても尊敬している大人たちが、こぞってこの本のメッセージの素晴らしさを語っているのを見て、
なんかわからないけど、とても大切なことなんだろうな、というのは肌で感じていた。
でも、それくらい(^◇^;)
ただ、文字の少ししかない、うすーいその本を読んで、
植物や、
自然の一つ一つに感覚を沿わせて、
自分の体感を感じたこと。
その感覚は、後から後から、波紋のように自分の中に何かを呼び戻し、
失ってはならない、自分の中にも、人の中にもある、
大切な本来生かす力、みたいなものを教えてくれた。
本来、人の中にあるものを。
朝露にきらめく宝石のような玉の水滴に、自分がなったとしたら。
または、その輝く水滴を乗せた葉になったら。
その葉を包む、早朝の、湿気に満ちてひんやりした空気はどんな感じだろう?
その空気を胸いっぱい吸い込んだら、どんなだろう。
これを、また、ほんとに自然の中へ出て、やってみる。
。。。
言葉にならない、満たされた何かが感じられて、
世界と一つになったような喜びが溢れたりする。。。
これを、一回でも子どもの時にやっていれば、
この地球からの贈り物を人は何度でも、
いつでも
受け取ることができる。
そんなふうに今は思う。
若い時は、わからないことが多い。
いや、今の若い子たちは、わかるか^ ^
ほんとに感受性が豊かだから。
でも、持っていることも、
知らなければ、
きっかけがなければ、
なかなか大きな音にかき消されて、
気づけなかったりもする。
だから、ぜひ、
センス・オブ・ワンダーを若いうちに読んでみてほしい^ ^
今のスピードの速い、
情報量の多い、
刺激の多い時代にかき消される、
スローな世界かもしれない。
退屈かもしれない。
でも、一回地球の自然の美しい世界と、
人間という無限の感覚を持った肉体と感性とが、
一体化する時間と感覚を味わってほしい^ ^
後から、いつか、ふと、
自分の中の感じる力が動いてくるのに気づいたりするから^ ^
種を持つみんな。
実は、大きな木や花や草になる種のような、
みんなが自身が
本当の意味で、
花咲き出す。
その花が咲く時に必要な、水や太陽の役割をするような本
「センス・オブ・ワンダー」。
あ、でも、もし本を読まなくても、
感じてみてほしい。
雨や風や、朝の湿った清々しい空気や、
道に咲く花や、草の緑や、
香りや、暖かさ、寒さを^ ^
そのものにもなってみたりして^ ^
あなたの中にある力✨✨✨
今日も健やかで安心の時間が沢山流れていますように。
いつも、ありがとうございます。
戸張碧月
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