苦しみから抜けるヒント。35歳、独身女性のわたしが、将来に向けて始めたこと。
35歳の誕生日を迎えて間もなく、私はA4くらいの大きさのねんきん定期便を受け取りました。
それを見て衝撃!あと30年もすれば、年金受給ができちゃう歳になる、と。その時私は自分自身に問いました。
「定年後は、どんなおばあちゃんでいたい?」と。
理想のおばあちゃん像は、
色んな世代の人の相談相手。
この質問を自分に投げかけた時、思い浮かんだのは、あるゲストハウスを営む70代の女性。
「いろんな世代の人とつながって、相談相手になれるおばあちゃん」という答えがさっと浮かびました。
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その女性のゲストハウスには、去年の夏にお泊まりに行きました。
自然いっぱいの彼女の家の敷地には、2軒の大きなおうち。1つは彼女と旦那さんが住むもので、もう一つは民泊用に改築されたもの。
お庭には大きな畑があり、ナス、ピーマン、ビーツ・・・その他たくさんの種類の野菜が育てられています。
旦那さんが作った野菜を使って、一緒に夏野菜たっぷりのカレーづくり。そして、わたしと、友人と、その女性の3人で、美味しいご飯を一緒に食べながら、恋愛、仕事、夫婦、人生の話などなど・・・。
ネタはつきることなく、お酒を飲みながら、いろんなお話をしました。
わたしたちの親より、ちょっぴり年上の彼女に、私も友人も離婚したばかりでちょっぴり傷ついた心の内を話したりもしました。
彼女はそんな私たちを、暖かい言葉で勇気付けてくれました。
とってもやさしい時間を過ごせて、あぁ、彼女のように過ごせたら、わたし幸せだな、と思いました。
今からスタートしても30年のキャリア。
コーチ・カウンセラーを目指そうと思った
「おばあちゃんになっても、いろんな世代の人とつながっていたい。そして、悩みがあったら、聞いてあげられるようなおあばあちゃんになりたい」
ねんきん定期便を受け取り、自分が生きてきた時間より65歳までの時間が短いと気付いたことをきっかけに、そんな将来の理想が生まれました。
そしてその理想に近づくために、コーチ・カウンセラーになれるように勉強しよう!と、決めました。
35歳で始めても、65歳までに30年のキャリアを積める!今からでも全然遅くない!って思いました。
不確定要素が多すぎる人生。
だからこそ、どう生きたら幸せかを大事に。
私は35歳、バツイチ独身。これからパートナーに出会えるかわかりません。パートナーに出会えたとしても子供を授かることができるかはわかりません。
本当に死ぬ直前までパートナーと一緒に居られるかもわかりません。もしかしたらどっちかがすごく若く亡くなることだってあります。
そんな不確定要素が多い人生だからこそ、自分がどうありたいか、どう生きたら幸せか、を常に持っておくことってすごく大事だなって思います。
主体的に生きない人生は
苦しみがたくさん。
そう生きようと決めたのも「離婚」を経験したからこそ。
私はすごく子供が欲しかった。でもパートナーはそうでなくなってしまった。
家族を作ろう、と決めて結婚したのに、と出産のリミットも考える30代の私は被害者意識にどっぷりと浸りました。
でも、被害者意識になる、人のせいにする、ということは、自分の人生を主体的に生きない、ということ。相手の出方に左右されるから、ものすごく辛くなる。
だから、その被害者意識は、2週間でバッサリ捨て去りました。(ま、人間なので、多少は引き戻されそうにもなるんですけどね。苦笑)。
離婚したことで受け取ったギフトは、
主体的に生きる大切さを知ったこと。
そこからは、どうしたら主体的にこの問題と向き合えるのか、心理学やパートナーシップの情報をたくさん集めました。そこで行きついた先はこれ。
・自分が幸せに生きること
・自分がコントロールできないことは手放すこと
すべてが完璧にできるわけではないけれど、自分が自分自身の幸せを大事に生きるようになったこと、コントロールできないことは手放すことを学んだこと、これは、離婚を経験したからこそ得られたギフト。自分の人生の指針でもあります。
自分がコントロールできる範囲で
最大限の努力をする
このままシングルだったら、みんなが家族や孫に囲まれ過ごす年末年始、私はもしかしたら、一人ぼっちかもしれない。
でも、世界中から旅する人たち、近所の人、旅で出会った友達、昔の友達やその家族が集まれる場ができたら。色んな人たちとつながっていられたら、きっと私は寂しくないし、ワクワクするおばあちゃんでいるはず。
そうやって、自分がコントロールできないことに悲観的になるのではなく、自分がどうしたら理想に近づけるか、そこを考えて前に進んでいく人でありたいな、と思っています。
なんだか苦しいな、と思っている人へ
もしも、なんとなく苦しいな、と思っている人がこれを読んでくれていたら、その方に質問したいことはこれです。
「自分の人生、主体的に生きられていますか?」
「悩んでいることは自分でコントロールできる範囲のものですか?」
この質問に対して「NO」であれば、
・人生を主体的に生きること
・自分でコントロールできること以外は手放すこと
が、もしかしたら解決の糸口になるかもしれません。
なにかのヒントになったら嬉しいです。
* May(コーチ・カウンセラーのたまご。) *
「なんだか苦しい根本の原因を一緒に探す」「離婚から立ち直る」など、あなたのテーマに合わせたカウンセリングの無料モニターをnoteで近々募集する予定。もしよかったらフォローしてください♡
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普段はIT企業ではたらく35歳。2022年夏にヨーロッパへの移住を予定。
離婚を機に心理学・コーチングなどに興味を持つ。”枠にとらわれず、のびのびと生きる”を実現したい人のお手伝いをするのが目標。自己肯定感に関する数々の本の著者でもある根本裕幸カウンセラーに師事。