わたし うつなの?~「実は寛解からはほど遠い話」~
noteを始めて3日、昨日までは意気揚々と
「寛解に向けて歩みを進めています!」
などと書いていた私ですが
昨日から一転、今日はベッドから一日中出ることができませんでした。
元気になったと思ったら翌日は「うう、しにたい・・」
寝込んでいたと思ったら翌日は「うひょ!なにか始めたい!」
うつ病は波のある病気だから焦らないようにと主治医から説明を受けていましたが、こうも一進一退を繰り返すものだとは思っていませんでした。
一進一退どころか、体感的には一進二退くらいです。
今日は過去の自分について書こうかと思っていたのですが急遽予定変更、
等身大の今の自分について少し話そうと思います。
昨日、調子がよかったので自宅付近を散歩してみました。
もちろん、マスク装着で、周囲の人との距離を保って。
家の近くには小さな公園があって、そこでは子供たちが
大笑いしながら遊び回っていました。
テニス、フリスビー、鬼ごっこ、木登り。
昔は大好きだったのに わたしが全部忘れていたものでした。
コロナウイルスだとか、うつ病だとか、
そういうマイナスなものをすべてスカッと空の向こうに飛ばしてくれそうな
そんなフレッシュな笑顔でいっぱいの公園に
わたしは足を踏み入れずにはいられませんでした。
土の感触は靴越しでもわかるくらいしっとり柔らかくて、木陰のベンチはほんのり土臭くて、
私がうつになって、何年も、忘れていた景色と音がそこにはありました。
公園の景色すべてがロマンティックに感じました。
自分の感性が戻ってきてくれたように感じて、
とても嬉しかったのです。
もう寛解が近いのかな・・!
前の私に、戻れるかな。
と思っていたのが昨日。
そして今日。
ズドーーーーン。
朝から言いようのないくらいの孤独感。
頭はうまく働かず、ご飯を用意する元気も沸きません。
ベッドから動きたいのに動けません。
すべてどうでもいい・・・。こんな無気力な状態はこの先一生続くに違いない。だからもう生きていたくない・・。
うううう・・・・・・・。
困りました。
これがうつ病の波です。
この暗い影はしばらく続くことでしょう。ルーティーンのように繰り返すのです。
うつ状態がひどくなると、その人の周囲のどんなものも心を動かしてはくれません。
野球観戦が好きだった人もピアノが好きだった人も
うつになるとなにもかも 最初から無かったみたいにグレーに映ります。
わたしもそうでした。
様々な感性を殺してしまううつ病というものの厄介さも改めて思い知りました。
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