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【実践】EQリーダーシップを実践して“一緒に仕事をしたい”と言われた話

●「一緒に働きたい」と言われた

前職のWebマーケティングの会社で働いていた時のこと。
同年代のメンバーと会社の休憩スペースでランチしながら仕事の話をしていると、エンジニアが思い出したように、言いました。

「実は、まだ同じプロジェクトで仕事したこと無いのですが、一緒に働いてみたい人がいるんですよ〜。」

「へー、誰ですか?」と私が尋ねると、
ニコニコ笑いながら、

「それは、、、あなたです!!」

と、指を刺されて、ご指名をいただきました。

その半年前、私は初めてプロジェクトマネージャーを任された案件が炎上し、プロジェクトの責任者として、クライアントやパートナー企業、プロジェクトのメンバーにも迷惑をかけてしまいました。

当時、リーダー経験があったわけではなく、どうやってリーダーシップを発揮すればよいのか、リーダーシップとは何か、まったく分かっていない状態でプロジェクトマネージャーを任されました。

そりゃ、当然、プロジェクトは上手くいきませんでした。。。

しかし、炎上案件を経験後、私は『EQリーダーシップ』に出会い、感銘を受けてEQリーダーシップを愚直に実践しました。

会社の同僚に「一緒に働きたい」と言ってもらえたことは感慨深く、感謝の気持ちで心が一杯になりました。

『EQリーダーシップ』について概要、詳細版を記事にしてきて、今回はEQリーダーシップを私が実践した時のお話です。

↓↓↓これは良書。ぜひ読んでみてください。



●自分の経験を通して伝えたいこと

今回、本の紹介にわざわざ自分の経験も含めて、記事にしようと考えた理由は2つあります。

1.リーダーシップは訓練によって向上できる
これから初めてリーダーになる方や、人前に出ていくのは苦手だけどリーダーを任された方も安心してください。

リーダーシップは後天的に身につけられるものです。

自分に適したリーダーシップ”スタイル”というものが存在します。不安になることなく、自分の得意なスタイルを見つけて立派なリーダーになってほしいです。

2.人生の約1/3は仕事に占められます。世の中の多くの人が、より生産的な仕事をして、仕事にやりがいを感じてほしい
リーダーのあり方一つでチームの成果は劇的に変わります。一人でも多くの人が仕事でやりがいを感じ、成長し、より生産的な仕事ができるかは、組織やチームのリーダーにかかっています。

リーダーシップに関する私の体験が何かのヒントになれば幸いです。


●リーダーシップは、、、実践が、、難しい、、、

リーダーシップについて迷っている、疑問を感じている人や初めてリーダーになる人は、期待と同時に不安を感じるものだと思います。

例えば、
1.社内で経験を積み、リーダーのポジションを任せられたのはいいけど、まだリーダー経験がない人
2.リーダーポジションになったけど、そもそも自分の性格的に人前に出て皆を引っ張っていくタイプじゃない人
3.これからリーダーとして積極的に経験を積んでいきたい若手社員

そして、以下 ↓↓ のような課題を感じることが多いのではないでしょうか。

1.そもそもリーダーシップとは何?
2.リーダーシップを発揮するために何をやるべきか?
3.リーダーシップをどうやって実践したら良いのか?

特に一番悩ましいのは、3の「実践」でしょうね。

「リーダーシップ」という概念は非常に抽象的で、人によっても解釈が異なるし、具体的なアクションに落とすことが難しいからです。

●EQリーダーシップと実践ステップ

私がこれまで読んできたリーダシップに関する書籍の中でも、EQリーダーシップという考え方が個人的に最も有効だったので、自分の経験談を交えながら紹介したいと思います。

特に、リーダー経験の無い・少ない方に特には、入門書として読むことをお勧めします。

EQというのは、「Emotional Intelligence Quotient」のことで、「心の知能指数」と呼ばれます。

EQリーダーシップにおいては、リーダーの役割はこう定義されます。

「組織の感情を前向きに方向づけることが、リーダーシップの一番大事なことである」


詳細は以下の記事で書いているので、ご参考まで。


私自身の体験から、EQリーダーシップの実践は4ステップで行うのが良いと考えます。

ステップ1.感情が周囲に伝染すると理解する
ステップ2.自分の感情を知り、積極的に感情を”選択”する
ステップ3.”トレーニング”によって感情を学ぶ
ステップ4.自分の得意なリーダーシップを見極める

●EQリーダーシップの意義
世の中には、数多くのリーダーシップ論があるのに、
なぜ、私が『EQリーダーシップ』をリーダーシップの入門書としてオススメするのかというと、理由は3つあります。

1.プロジェクトマネジメントの方法論以上に、チームメンバーの感情やモチベーションの方がより根本的な問題だから
2.リーダーシップを分類し、状況と自身のスタイルに合わせた応用が可能だから
3.自分の前向きな感情を利用し、チームメンバーにも仕事に対して前向きな感情を抱かせ、仕事を楽しんでもらえるから

もし興味があれば、これからの話しを読んでみてください。
長々と書いてしまいましたが、これから私がEQリーダーシップを実践した時の話に移りましょう。

実践ステップ①:感情が周囲に伝染すると理解する

●クライアントに言われて一番つらかったセリフ

初めてマネージャーとして参画したプロジェクトは炎上しました。
とある大企業のコーポレートWebサイトのリニューアルする案件でした。スケジュールも遅延したし、プロジェクトの採算は赤字だったし、クライアント、パートナー企業、社内のメンバーにも迷惑を掛けてしまいました。

一言でいうと私が未熟だったからです、、、。ごめんなさい。

・意思決定の期日を守ってくれないクライアント
・プログラムやシステムの設計書の品質の担保ができないパートナー企業
・社内のメンバー確保ができない

振り返ると、いくらでも解決方法はあるのに、でも当時の私からしてみれば、解決策がわからず、右往左往するばかりでした。笑

そんな中クライアントから、責任者の私ではなく、私の上司に電話が入りました。

「プロジェクトの進め方を相談しても、聞き入れてくれないんです。。」

私の仕事にやり方に対する不満が直接上司にいったということです。私の社内での評価はどうでも良かったのですが、クライアントとの信頼関係が築けていなかったことが一番のショックでした。

自分では、クライアントの要望を聞きながら、予算、スケジュールの状況を総合的に判断してプロジェクトを進めているつもりになっていましたが、クライアンはそうは思っていませんでした。

当時は、本当にショックでした。。


●うそ!?自分の感情がメンバーに伝染している!?

プロジェクトが一段落した頃、友人のアメリカ人と仕事の話をしました。
すると、

「お前はEQが足りてないからEQを学んだ方いいぞ。アメリカでEQの研究者がいるからその本を読んでみたら?」

と言われ、『Primal Leadership』を紹介されました。
それが日本語タイトル『EQリーダーシップ』でした。

この本を読んだ時に、私が感銘を受けた点は、3つありました。

1.チームメンバーの感情やモチベーションといったより根本的な問題にフォーカスしていること
2.リーダーの感情によるチームのパフォーマンスへの影響を客観的に研究していること
3.リーダーシップを分類し、状況とリーダーの個性に合わせて応用可能な状態にしていること

一番の衝撃はやはり、
「リーダーの感情がメンバーに伝染する」です。

経験則では私だけでなく、皆が何となく分かっていることでしょう。
しかし、この本では、脳波の測定、ワークショップでの実証実験など、客観的な検証をした上で、感情によるチームや組織、ひいては大企業での影響までも証明しています。

炎上案件の時の自分の感情を思い返してみると、ネガティブな感情ばかりで、仕事に身が入らず、仕事に行きたくないとさえ、思っていました。

・プロジェクトが上手くいかない不満
・プロジェクトの終わりが見えない不安
・自己保身に走りたい気持ち
・品質を担保してくれないパートナー企業への不信
・自分を評価してくれないメンバーへの不信
などなど。

もし、「こんな感情がメンバーにも伝わっていたら、、、」
私は自分の無責任さにゾッとして、背筋が凍る思いがしました。

この時、私は、すぐにネガティブ思考をポジティブ思考に変えようと、決心しました。


●ステップ①のまとめ〜感情が周囲に伝染する事実を理解しよう

まずは、リーダーの感情がメンバーに伝わるという”事実”を理解すること。
これは、経験則ではなく、脳波の測定、ワークショップでの実証実験でファクトとして証明されているということを理解し、自分の感情の重要性を受け止めましょう。

仕事の場でネガティブになっている、感情的になっていることは無いでしょうか。もしそうなら、今すぐやめましょう。

あなたがリーダー的ポジションにいるなら、なおさらです。

ネガティブな感情は周りのメンバーからすれば迷惑でしかないので、いますぐ止めましょう。

実践ステップ2:自分の感情を知り、積極的に感情を”選択”する

●隗より始めよ。まずは自分が前向きになることから

ポジティブな感情も伝えられるのではないか、と考えた私は、
「私はプロジェクトマネージャーとして、メンバーにどんな気持ちになってほしいのか?」を自問してみました。

やはり、

仕事を前向きに考えて、プロとして日々の課題を克服し、仕事を通して成長することを楽しんでほしい

と思いました。


チームメンバーに会社での時間を前向きに過ごしてもらいたいなら、まずは、「隗より始めよ」ということで、自分が常に前向きになるために、ルールを決めました。

いろいろ試しました。やったことは以下のようなことです。

【ルール1】ネガティブワード禁止、ポジティブワードのみ許可
・クライアントに、「〜なので、できません」ではなく、「〇〇の条件が揃えば可能です」と、できる方法を提示する
・社内の人に「最近、調子どう?」と聞かれたら、「大変ですよ」、「まぁまぁです」ではなく、「絶好調です」もしくは「おかげさまで順調です」のどちらかで答える
【ルール2】無意味なネガティブ思考禁止、前向きな課題解決のみ考える
・メンバーから問題報告があったら、「やばいな〜」ではなく、「ありがとうございます。どうやれば解決できますかね?」と一緒に考える。
・上司から企画レビューを受けるときは、どんな内容でも批判としてではなく、クライアントに満足してもらうために品質を上げていると理解する
【ルール3】ネガティブ思考を招く行動禁止、前向きになる行動のみ許可
・1日に1回、誰でもいいからプロジェクトメンバーを褒め
・どんな状況であっても、話しかけられた時は笑顔で答える
・会社のメンバーにお菓子とか、飲み物とか差し入れする
(※エンジニアにレッドブルを差し入れたら、「徹夜で働けってこと?」と誤解されました、、、)

●一番やってよかった事:1日に1回、誰でもいいからプロジェクトメンバーを褒める

特に、プロジェクトメンバーを褒めることは、非常に効果的だったので、少し補足します。

褒めるというのは、より正確には、「客観フィードバック」です。

「あなたは、社内だとJavascriptのコーディングが得意なんですね。」
「前回よりも早く仕上がって、生産性が上がりましたね。」
「プロジェクトの細かいリスクまで洗い出すことができるんですね。」
などなど

前向きに受け取れることを、事実として、述べる方法です。

なぜ褒めることが良いのか。相手の存在意義を認めることで信頼関係が生まれる以外にも副次的な効果もありました。

それは、褒めようとすることで、

「相手の能力、スキル、思考、価値観が分かるようになる」ことです。

人を褒めようとすると、メンバーのスキルやアウトプットを客観的に分析する必要に迫れれます。結果、同じエンジニアやデザイナでも、明確に違いがあることに気が付きます。

●ステップ2のまとめ 〜自分の感情を知り、積極的に感情を”選択”する

ついつい周囲の状況に反応して感情的になってしまうことがあるでしょう。頭で分かっていても、特定のシチュエーションになると、ついつい感情的になっていないでしょうか。

しかし、感情は自分で“選択”するものです。

自分がどういう時に、どのような反応をしているのか、考えて見ましょう。
「思考」「言葉」「行動」それぞれネガティブな要素はないか、逆に前向きに考えている時間を増やしましょう。

ステップ3:トレーニングによって感情を“学ぶ”

●毎日振り返りをする

私は毎日夜に、その日1日の自分の感情を記録し始めました。今でも続けています。

その日1日を振り返り、自分が落ち込みやすい状況や感情的になってしまった場面を記録し、次は反応するかを自分で決めました。ネガティブ思考を回避するためです。

上手くいったこと、前向きになっていた状況も記録しました。うまくいったことをパターン化するためです。

そして、次の日の朝に、その日1日、どのような気持ちで過ごしたいのか、を自分で確認します。

・クライアントから無茶な相談があっても課題解決のために前向きに回答する自分
・ミーティングでメンバーと前向きに議論する自分
・トラブルが起きても冷静に対処する自分

をイメージします。

後は、会社で決めた目標を実践し、そして夜に振り返りを行う。
それを続けました。


●ステップ3のまとめ〜トレーニングによって感情を“学ぶ

EQリーダーシップ実践するための最重要ポイントです。

なぜ、毎日振り返りをするのか。

それは、感情を司る大脳辺縁系は、論理を司る大脳新皮質とは学習の速度が遅く、一度の学習で習得することができないからです。

『EQリーダーシップ』の本でも何度も何度も繰り返し説明されます。
「三平方の定理を理解したらすぐに利用できること」と、「前向きな気持ちを理解して、維持し続けること」は、別の脳を利用しています。

感情の学習は、繰り返し、定着するまで学習が必要になります。

このステップがEQリーダーシップ実践の鬼門です。これがクリアできれば、EQリーダーシップがほぼ8割が実践できたといっても過言ではないでしょう。

なぜこのステップが難しいか、、、。

誤解を恐れずに言うと、どうせ、多くの人は毎日続けることができないからです。
3日坊主になってもいいのに、5日目に再チャレンジしないんですよね。。。

ポイントは、「ルーティン化」です。

一生懸命、努力するのは止めましょう。単純作業のごとく、習慣化して学習できるようにしましょう。

そのため、夜もしくは朝の決めた時間に10分でもいいので、振り返りの時間をルーティンワークとして実施しましょう。

実践ステップ4:自分の得意なリーダーシップを見極める

●民主型リーダーシップでメンバーの参加と提案を受け入れる
私は、前向きになるトレーニングをしながら、自分のリーダーシップスタイルとして、民主型リーダーシップを選択しました。

リーダーシップのスタイルの詳細はこちら↓↓


民主型を私が選択した理由は3つです。

1.Webシステムの構築は、クライアント企業の意向、デザイン、Web画面の実装、サーバーの実装など、様々な要素が複雑に絡み、メンバー全員の主体的な参加が求められるため
2.周りのメンバーが優秀で、彼らを主役にしたほうがプロジェクトは上手くいくため
3.そもそも自分は前に出て、グイグイとメンバー引っ張るタイプでないため

具体的には、スケジュール概要やシステム要件の概要などは私が作成した後、詳細化してクライアントと合意するタイミングでは、担当するエンジニアやデザイナと細かいところまで、確認を行いました。

また、クライアントとの打ち合わせにメンバーを積極的に同席させ、重要な合意形成のタイミングで関係者に必ず参加してもらうことにしていました。

結果的に、メンバーにも自分にも合っていたと思います。
メンバーが主体的に自分の業務を行い、メンバー間にまたがる問題はお互いにフォローし合って解決してくれました。
(もはや私は不要でした、、笑)

トラブルが発生して、どんな提案でも、私は必ず受け入れる姿勢だったので、リスクが発生したらメンバーは即刻私に報告してくれる状況になりました。

仕事のサイクルは順調に回るようになりました。


●これでいいや、と簡単に自分を許さない

民主型リーダーシップを採用した私は、

「これでいいや、と簡単に自分を許さない」ことを戒めの言葉としていました。
この言葉は民主型リーダーシップの2つの欠点を補うためものです。

欠点1.皆で議論した結論が必ずしも最善とは限らない
たとえば、システム開発でクライアントから追加要望が合った場合、追加でコストを請求することは、当たり前のように行われます。

全員で議論しても、皆賛成してくれますが、例えばスケジュールを調整することで対応できないか、技術的に工夫することで少ないコストでクライアントの要望を満たすことはできないか、本当に議論した結果が最善といえるのかを疑ってかかる必要があります。

欠点2.民主的に合意を形成しようとすると時間がかかり過ぎる
合意形成に時間がかかる、これが民主型リーダーの最大の欠点です。
かといって、「意見が多いから」という理由で決めると少数派の反発が起きる。だから、プロジェクトの最終意思決定はマネージャーである自分でやれ、という戒めです。

欠点とその対策ができていればバランスは取れます。

●ステップ4のまとめ〜得意なリーダーシップを見極める

私の場合は、プロジェクトの状況と自分の性格から「民主型」のリーダーシップを選択しました。

リーダーシップ経験が無い方であっても、自分の個性に合ったリーダーシップのスタイルがあるはずです。
まずは、それを選ぶことから始めてはいかがでしょうか。

「リーダーシップ」と聞くと、ぐいぐい意思決定して、皆を引っ張っていくイメージがありますが、「コーチ型」、「関係重視型」、「民主型」など、いろいろなスタイルがあります。

各スタイルには強み、弱みがありますので、状況を見ながら使い分けられるようにしましょう。

プロジェクトが終わって

大きい案件ではなかったが、炎上案件後、私がプロジェクトマネージャーとして入ったプロジェクトは成功したと思ってます。
成功とは、以下の3条件が揃っていることです。

1.クライアントから明確な言葉で「ありがとう。また依頼します」と言われること
2.PJメンバーの成長、経験値になり、社内の評価シートに堂々と仕事内容を書けること
3.会社の財産になること(収益とクライアントへの信頼の観点)

当たり前といえば当たり前なのですが、これらの3条件を揃えたITプロジェクトは、ほとんど見ないですよね。
(特にIT出身者の読者への投げかけ!)

炎上案件を経験した自分としても、小さい案件でも、成功できたことは大きな自信となりました。

システムの公開日に、問題なく公開が終わると、プロジェクトメンバーとハイタッチして社内を回りました。これは、感謝、喜び、誠実さ最大限、相手に伝えるための最終兵器です。ぜひ、みなさんも実践してみてください。
プロジェクトマネージャーとか、役職に関係なく、喜びは分かち合うべきだと思います。

たとえ相手が恥ずかしがり屋のエンジニアの方でも、
「無事仕事終わりましたね。ありがとうございます。」と言って大真面目に、純粋に、手を出すとだいたい応じてくれます。


そうこうしているうちに半年が過ぎた頃、同年代のメンバーと会社の休憩スペースでランチを食べながら仕事の話をしていると、ふと同僚のエンジニアが思い出したように、言いました。

「実は、まだ同じプロジェクトで仕事したこと無いのですが、一緒に働いてみたい人がいるんですよー。」

誰ですか、と私が尋ねると、ニコニコ笑いながら、

「それは、、、あなたです!!」

と、いきなりご指名をいただきました。
また、中には、

「あなた以外のマネージャーからの仕事は受けたくない」

とまで、リップサービスをしてくれる方もいました。


最後に伝えたいこと

長文なのに、最後まで読んでくれた方、ありがとうございます。

半年間の間、ずっとEQリーダーシップを実践した甲斐がありました。
感情面、人格面での成長は特に目に見えにくいです。実践してもほとんどの人は挫折するでしょう。

もし読んでいただいた人の100人に1人、昔の私のように自身のリーダーシップに困っていて、そして諦めずに実践する勇気のある人に2つお伝えしておきます。

1.リーダーシップは訓練によって向上できます。
これからリーダー経験を積まれる方。不安もあるかも知れませんが、きっと成功できます。自分のスタイルを、まず探してください。 

2.人生の約1/3は仕事に占められる。世の中の多くの人が、より生産的な仕事をして、仕事にやりがいを感じてほしい
リーダーの皆さん。リーダー次第でチームメンバーに仕事のやりがいを感じさせることも、退屈を感じさせることもできます。

一人でも多くの方が、仕事にやりがいを感じ、より生産的で、より意義のある仕事を提供できるようになれば幸いです。

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