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2024年美術館記録まとめ

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2024年に行った美術館やら展覧会やら
運営しているクリエイター

#美術展

【どこでも】小西真奈 wherever 府中市美術館

府中市美術館の常設展示室にお馴染みの作品があり、 まとめて見たいな、と思っていた作家さん…

薪
2か月前
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【重力と】そこに光が降りてくる 青木野枝/三嶋りつ惠 東京都庭園美術館

青木野枝さんの作品が好きだ。 昨年、市原湖畔美術館で見た個展はとても良かった。 その際、…

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2か月前
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【明るい街】なつやすみの美術館14 河野愛「こともの、と」 和歌山県立近代美術館

1963年に和歌山県立美術館として和歌山城址近くにオープンし、1970年、和歌山県立近代美術館と…

薪
5か月前
44

【ゆく河の流れは】ホー・ツーニェン エージェントのA 東京都現代美術館

アジアの映像作家の躍進目まぐるしい昨今。 ここ数年はコレクション展示室にてアピチャッポン…

薪
8か月前
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【三都物語】TORIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション 東京国立近代美術館…

東京、パリ、ニューヨークではなく、大阪。 まず、概要 というわけで、開催館の所蔵品コレク…

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8か月前
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【レクイエム】DIC川村記念美術館「西川勝人 静寂の響き」

3月末で休館が決定しているDIC川村記念美術館へ行ってきた。 顛末が顛末なのであまり感慨には…

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2か月前
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【床を見て歩く】須田悦弘展 松濤美術館

須田悦弘展が始まった。 しかも松濤美術館での展示というのだから面白そう。 展示概要 一部 今年は東京都庭園美術館で見た須田さんの展示が面白く、ここ松濤でも建物の個性と須田さんの巧妙で繊細な彫刻を上手く組み合わせ展示をしていた。 会場は一種の冗談というか、なんかトンチが効いてるな、と。ちょっとクスッと笑えるそんな世界。 いつ出会ったか 須田さんの作品を最初に見たのは、原美術館が品川にあった頃、宮島達男さんの時の部屋の隣に、引き戸のある配管室の様な暗い部屋に飾ってあった

【変異種か亜種か】郡山市立美術館 常設展2024年度第3期

福島県立美術館から郡山市立美術館へ。 前章↓ 在来線に乗ってガタゴト1時間。郡山へ到着。 …

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3か月前
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【生電話システム】福島県立美術館 ポップ・アート 時代を変えた4人POP ART: THE FA…

9月ぐらいに情報を聞いて気になっていた展覧会。 ちょうど新幹線4割引購入権があったので火を…

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3か月前
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【刺激】Artisanal 2024 Exhibition Tokyo メゾンマルジェラ恵比寿

Maison Margiela 創始者マルタン・マルジェラは2008年で既に引退をしている。 2014年からクリ…

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3か月前
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【ゼネラルコントラクターART】TODA BUILDING APK PUBLIC Vol.1 2024/11/2 Sat. ~ …

アーティゾン美術館の隣にあるTODA BUILDING。 数年前に建て替えが始まり2024年11月2日オープ…

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3か月前
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【ずっとそこにあった】空の発見 松濤美術館

空の発見。ですって。空はずっとそこにあるけれど。 絵画の中でその概念がいつ頃生まれて表現…

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3か月前
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【自動と自然】ジャム・セッション 石橋財団コレクション×毛利悠子—「ピュシスにつ…

今年もアーティゾン美術館のジャムセッションの時期がやってきた。 いつも秋だったと思ったら2…

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3か月前
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【フルオープン】「美しい春画」 細見美術館 

京都国立近代美術館のと目と鼻の先、細見美術館へ。 日本美術中心の展示を行っているから、よってみようと思ったら現在開催中の展示は春画。 さて。「美しい」ってなんだろう。 春画は何度か目にした事があり、うーん日本人のfetishismの源流って変態的なのか。 いや、人類みな変態なんだろうけどそれをオープンにしちゃったから、ある意味滑稽というか。開けっぴろげの色気のなさ。 それがあっぱれなんだろうけども。 なんでこれを描いた。 いろいろ諸説ありなのは知ってはいるけど、所詮描