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2024年美術館記録まとめ

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2024年に行った美術館やら展覧会やら
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#旅行・おでかけ

【明るい街】なつやすみの美術館14 河野愛「こともの、と」 和歌山県立近代美術館

1963年に和歌山県立美術館として和歌山城址近くにオープンし、1970年、和歌山県立近代美術館と…

薪
5か月前
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【襖絵はどこへ】気温30度の桂離宮を楽しむ

美術館じゃ無いけれど。 2020年の石元泰博生誕100周年展を見た時、写真のモチーフに桂離宮があ…

薪
4か月前
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【レクイエム】DIC川村記念美術館「西川勝人 静寂の響き」

3月末で休館が決定しているDIC川村記念美術館へ行ってきた。 顛末が顛末なのであまり感慨には…

薪
2か月前
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【斜めから】「岡本太郎に挑む 淺井裕介・福田美蘭」展 川崎市市制100周年・開館25…

川崎の生田緑地にある川崎市岡本太郎美術館。 青山にあるのは岡本太郎記念館。 夏にヤノベケン…

薪
2か月前
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【生電話システム】福島県立美術館 ポップ・アート 時代を変えた4人POP ART: THE FA…

9月ぐらいに情報を聞いて気になっていた展覧会。 ちょうど新幹線4割引購入権があったので火を…

薪
3か月前
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【ずっとそこにあった】空の発見 松濤美術館

空の発見。ですって。空はずっとそこにあるけれど。 絵画の中でその概念がいつ頃生まれて表現…

薪
3か月前
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【自動と自然】ジャム・セッション 石橋財団コレクション×毛利悠子—「ピュシスについて」アーティゾン美術館

今年もアーティゾン美術館のジャムセッションの時期がやってきた。 いつも秋だったと思ったら2022年だけ春の開催だったようだ。 2020年 鴻池朋子 ちゅうがえり(秋) 2021年 森村泰昌 M式「海の幸」ー森村泰昌 ワタシガタリの神話(秋) 2022年 鈴木理策と柴田敏雄 写真と絵画−セザンヌより(春) 2023年 山口晃 ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン(秋) この中で印象深いのは、2022年の「鈴木理策と柴田敏雄」。あれは面白かった。 今回で5回目の開催。今

【フルオープン】「美しい春画」 細見美術館 

京都国立近代美術館のと目と鼻の先、細見美術館へ。 日本美術中心の展示を行っているから、よ…

薪
5か月前
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【1998年の巡回先】特別展「今井祝雄 ―長い未来をひきつれて」 芦屋市美術博物館

今井祝雄(いまい のりお)氏は2022年の大阪での具体展の時に知った作家。 具体美術協会に最…

薪
4か月前
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【still in hell】ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、…

六本木ヒルズができた頃から入口付近の広場にある大きな蜘蛛の彫刻、通称・ママンは六本木のほ…

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4か月前
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【おーーーい】ハニワと土偶の近代 東京国立近代美術館

物心ついた頃からテレビでハニワが喋る教育番組が放送されていた世代である。 今年度の展示予…

薪
4か月前
79

【音楽ルーツをさらせるか】梅津庸一 クリスタル・パレス 国立国際美術館

記憶が薄れてきてるから早く仕上げねば。 関西美術館めぐりの最終回である。 この後も相変わら…

薪
4か月前
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【トリオの行末3回目】TORIO 東京パリ大阪 モダンアートコレクション 大阪中之島美術…

東京国立近代美術館で2回見て、自分が関西巡りの期間中にまさか当たるとは… 最初は観るつも…

薪
4か月前
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【気軽につながる】塩田千春 つながる私 大阪中之島美術館

ベルリン在住の作家、塩田千春氏。 最初に見た作品は2001年ぐらいの横浜トリエンナーレだった記憶。 ものすっごいでっかいドレスが天井から吊るされていて、その布がなんかカビてるような、泥が染み込んでいる様な、そんな作品。 とにかくでかいな、と。 なんか今の鴻池朋子さんの雰囲気のようなイメージ。 その頃は塩田さんの名前は認識していなかった。あの糸を編む作品が話題になり始めた頃、あのトリエンナーレの作品が塩田さんの作品だった、と認識したのだった。 2019年に六本木ヒルズ 森美