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【岩澤重夫】日本画 査定 鑑定 買取 致します


『岩澤重夫展 日本の心を風景に描く』は、2015年12月12日から2016年3月21日まで、京都市の相国寺承天閣美術館で開催された展覧会の図録です。この展覧会では、岩澤重夫(1927-2009)の代表作約40点と素描が展示され、彼の画業を振り返る内容となっていました。特に、鹿苑寺(金閣寺)客殿に奉納された障壁画63面の完成を記念して開催されたもので、雄大な風景画や細密な花の描写など、独自の画風を確立した岩澤の作品が紹介されました

◎岩澤重夫の日本画

岩澤重夫(1927年11月25日生まれ、2009年11月7日没)は、大分県日田市出身の日本画家であり、日本芸術院会員や文化功労者として知られています。彼の作品は、自然の美しさや人間の内面を深く描写し、その独特の画風で多くの人々に感動を与えました。

幼少期から絵画に興味を持っていた岩澤は、京都市立美術専門学校(現:京都市立芸術大学)で学び、卒業後は堂本印象が主宰する東丘社に参加し、師事しました。彼の初期の作品は、戦争体験や故郷の風景をテーマにしたものが多く、特に九重連山を描いた「晨暉」は、彼の代表作の一つとして知られています。

岩澤の作品は、伝統的な日本画の技法を基盤としつつも、独自の表現を追求しています。彼は、自然の風景や季節の移ろいを細やかに描写し、その中に人間の感情や哲学を織り交ぜています。特に、山々や川、花々などのモチーフを通じて、生命の儚さや美しさを表現しています。

彼の作品の中でも、「輝峰」は、奈良県立万葉文化館に所蔵されており、万葉集の歌をモチーフに描かれた作品として知られています。この作品は、万葉集の歌を視覚的に楽しむことができるよう、画家の解釈によって表現されています。

また、岩澤は日展(日本美術展覧会)においても活躍し、審査員や理事を務めるなど、その功績が認められています。彼の作品は、国内外の美術館やギャラリーで展示され、多くの人々に親しまれています。

晩年には、京都府右京区京北下町にアトリエを構え、自然に囲まれた環境で制作活動を続けました。2009年に81歳で逝去しましたが、彼の作品は今なお多くの人々に感動を与え続けています。

岩澤重夫の日本画は、伝統と独自の表現を融合させたものであり、その深い洞察と技術は、後世の画家たちにも大きな影響を与えています。彼の作品を通じて、日本の自然や文化、人間の内面を深く感じ取ることができます。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A9%E6%BE%A4%E9%87%8D%E5%A4%AB#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:%E5%B2%A9%E6%BE%A4%E9%87%8D%E5%A4%AB.jpg

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