見出し画像

【川瀬巴水】 木版画 新版画 査定 買取 致します。

Kujukushima island, Shimabara, from the series Selection of scenes of Japan 川瀬巴水1922年
https://artsandculture.google.com/asset/kujukushima-island-shimabara-from-the-series-selection-of-scenes-of-japan-0000/VwHUzvI9vot5aA

◎川瀬巴水の1922年

川瀬巴水(1883年5月18日生まれ、1957年11月27日没)は、日本の大正・昭和期に活躍した浮世絵師・版画家であり、近代風景版画の第一人者として知られています。彼は日本各地を旅し、その風景を叙情豊かに表現した作品で「旅情詩人」「旅の版画家」「昭和の広重」などと称されました。

1922年(大正11年)は、川瀬巴水の創作活動において重要な年でした。この年、彼は「日本風景選集」の制作を開始し、予約出版を開始しました。この選集は1926年(大正15年)に完成し、日本各地の美しい風景を描いた作品群として高く評価されました。

しかし、1923年(大正12年)に発生した関東大震災により、彼は多くのスケッチや資料を失いました。この喪失は彼にとって大きな打撃となりましたが、同年10月から翌年2月にかけて関西以西への写生旅行を行い、新たな作品制作に取り組みました。

川瀬巴水の作品は、夜景や雪景色など詩情的な風景を特徴としており、その技法には歌川広重や小林清親の影響が見られます。彼の作品は国内外で高く評価され、特にアメリカのロバート・ミューラーは川瀬巴水の木版画蒐集家として知られています。また、アップルの共同創業者であるスティーブ・ジョブズも川瀬巴水の作品に魅了され、自身の美的感覚に影響を受けたとされています。

彼の代表作としては、「塩原おかね路」「東京十二題」「旅みやげ第一集」などがあり、これらの作品は東京国立近代美術館や江戸東京博物館などに所蔵されています。彼の作品は、現在も多くの美術愛好家や研究者によって鑑賞・研究されており、その芸術的価値は時代を超えて評価されています。

川瀬巴水の作品は、伝統的な浮世絵の技法を継承しつつも、新たな表現を追求した「新版画」として位置づけられます。彼の作品は、日本の風景美を再発見させるとともに、海外における日本美術の評価向上にも寄与しました。そのため、彼の作品は美術史において重要な位置を占めています。

彼の作品は、現在も多くの美術館やギャラリーで展示されており、展覧会も開催されています。また、彼の作品集や関連書籍も多数出版されており、彼の芸術に触れる機会は多く提供されています。

川瀬巴水の作品は、その美しい風景描写と詩情豊かな表現により、多くの人々に感動を与え続けています。彼の作品を通じて、日本の風景美や伝統的な版画技法の素晴らしさを再認識することができます。


https://art-kaitori-iura.online/

➡️井浦歳和・絵画、美術品取引の専門家

高橋松亭

の作品を買取、査定致します。
是非 ご連絡下さい。

美術商として、毎月1000点以上の作品の取引に直接関わらせていただいております。

絵画、美術品取引の専門家として、皆様のお役に立てたら幸いです。

その他の絵画、美術品の事でもなんでもお気軽にご相談ください。


➡️お問い合わせ・ご連絡先

井浦携帯直通 090-2494-0390

メール roid1@me.com

井浦個人LINE あなたのアートのコンシェルジュとしてお気軽にご登録ください。

https://line.me/ti/p/JYGd9rTEUw

https://art-kaitori-iura.online/


いいなと思ったら応援しよう!