女性がハンバーガーを頬張るとき、男性はラーメンを貪る ~食いたいと思ったなら、別に食ったって罪じゃない~
「JKといえばマクドナルド」という感覚が多くの日本人にしみついているであろうことは、言うまでもない。
ラーメン二郎の開店を心待ちに列をなしている人間たちの9割ほどが男性であるということは、一目瞭然であろう。
そのほかにも、「スイーツは別腹」というセリフを吐きがちなのは女性だし、寿司屋において男性のみで構成されたグループを目にすることは多々あるが、女性のみのグループを見ることはあまりないように思える。
このように、男女で食の好みに違いがあるのはなぜなのだろうか。以下、3つの理由を、何も調べずに、私の妄想に任せて、準備した。すべて仮説であることを決して忘れないで、先に進んでほしい。医学生として何も調べずに仮説のみで世間に喧嘩を売るのはいかがなものかと思うが、まあ、いつか、気が向いたら、この仮説を真か偽か明らかにできるように、お勉強しておきます。
①胃袋のサイズが違う
ラーメン二郎は女性にとってヘビーであると、そういうことだ。
②周りの目
女性が一人でいかついラーメン屋に行くのは恥ずかしいと感じる人もいるかもしれない。同様に、男性も一人でかわいらしいカフェに入るのは恥ずかしいのだ。
③女性がコレステロールをほおばる時、男性はアミノ酸を貪る
これが今回焦点を当てたい理由である。
私たちは、性別によって欲する栄養素の割合が違うのではないだろうか。例えば、
女性→炭水化物:脂質:タンパク質=5:3:2
男性→炭水化物:脂質:タンパク質=5:2:3
という具合に。数字は適当。
注目してほしいのは、脂質とタンパク質である。女性は脂質有意に、男性はタンパク質有意に欲する傾向にあるのではと、そう思うのだ。思うだけだが。真に有意差があるかは知らん。何度も言うが、この話は、仮説の域を超えないのだ。
なぜ、女性は脂質を優性的に欲するのか。それは、あらゆるホルモンがコレステロールから合成されるからではないだろうか。女性の体内では、エストロゲンやプロゲステロンをはじめとするホルモンが、非常にダイナミックに躍動している。月経というイベントも、子を授かるというスペシャルで素晴らしいイベントも、ホルモンが活躍しているからこそ起こるイベントなのだ。
そのホルモンを作るために必要なのがコレステロールで、コレステロールは脂質の分解産物だから、女性はハンバーガーやスイーツなど、脂質が豊富なものが好きな傾向があるのではないだろうか。
一方、なぜ、男性はタンパク質を優先的に欲するのか。それは、筋肉量が多いからではないだろうか。筋肉は常に合成と分解を繰り返している。それは、トレーニングをしていない人でもだ。つまり、タンパク質を取り続けないと、サルコペニアまっしぐらなのだ。女性よりも筋肉が多い男性は、その合成と分解についていくべく、タンパク質を欲する。
タンパク質を構成するのは旨味成分であるアミノ酸だ。ラーメンや寿司には旨味がたっぷりだ。
言い換えると、アミノ酸がたっぷりだ。
言い換えると、タンパク質がたっぷりだ。
男性が欲するのもうなずける。
結論、罪な食べ物を欲するときは食べたらいいのだ。不足している証拠なのだ。これを機に、飯テロという言葉は廃止だ。
だって、食いたくなったら食えばいいのだ。
もう誰も、あなたを止めることはできない。笑
ラーメンはタンパク質というよりも脂質・炭水化物じゃね?という意見はごもっともだが、スープや出汁の中に眠るアミノ酸にフォーカスしていると考えてほしい。そもそもこれは妄想に過ぎないのだ。有益な情報を皆さんに提供しようとしているわけではない。皆さんだって、妄想するでしょ妄想。好きな人と飯食いに行く妄想とか。そしてそれを仮説にまで押し上げるでしょ。「あれ、あの人も私のこと好きなんじゃないかしら」つって。それと同じですよ要は。そこに文句言われたらどうですか。いや、余計なお世話だよ、ってなるでしょ。そもそもね、、、、、、
ゴソノギ__国立医学生の日常