適応障害 休職中
前回の記事はこちらです。
休職期間は、約20日ほどなので、内容は少なめです。
6月11日、母の誕生日に泣きながら電話をしました。前記事では電話の内容のことも話しています。親に辛い限界だということを打ち明け、職場にも連絡し、即日実家に帰りました。それから病院に行くまでは家にこもり、日中はゴロゴロし、夜は涙が止まりませんでした。
そして6月14日に「適応障害」と診断されてから、人生初めての休職期間になりました。パワハラなどではなく、ただ仕事内容や居住環境が嫌だっただけなので、連絡すると迅速に受け入れてくれました。ホテルのレストラン勤務でしたが、料飲部の上長ではなく、支配人に担当してもらいました。料飲の上長はとてつもない激務で、休憩があるのかわからないですが、みんなが休憩の時間に私の対応している暇があったら寝てほしいと思ったからです。支配人も激務だとは思いますが、話しやすいこともあり支配人に相談しました。一般的には所属している上長に報告をするとネットに載っていましたが、自分の話しやすい人を選ぶことは大切だと思いました。報告もできなければ何も進みません。
休職1〜3日目は記憶がありませんが、家にこもっていたことは間違いありません。iPhoneの日記には、2日目に「次の仕事のことを考えすぎて、今日は落ち込んでいる」と書いてありました。休職2日目にして次の仕事のことを猛烈に調べていたことは、絶対におすすめしません。
普段の私は何もしないことが苦痛なのですが、この頃は幸せでした。3日目の夜に少し元気が出てきたので、返せていなかったLINEやDMの返事をしたり、学生のときに仲の良かった人たちに連絡をしました。正直に適応障害という病気になったことを明かし、休職期間を大切な人に会う時間にしようと思いました。2週間以内に4人の友達と会うことに決めました。友達と過ごしている時間は、学生のときの健康で、笑うことができて、ご飯を食べることができる自分に戻っていました。みんな変わっていなくて、変な気遣いもなくて、いつも通りで幸せでした。
休職8日目くらいで、カフェで自己理解の本を読んでいました。しかし、仕事に関することを考えていると、吐き気がしてしまうのです。読むことはやめました。休職11日目、気分が落ち込み、ひどくネガティブで、自信は完全に喪失していました。日記には書いてないですが、死にたいと強く思った日でもあります。そして休職21日目、2回目の通院でもう少し休んでね、と翌月の休職を指示する診断書をもらいました。元から戻る気はなかったのですが、やめることを伝えようと思い勇気を出して伝えました。あっさりと承諾がもらえ、そのときはかなり楽になりました。何かから解放されたような気がしました。その2日後に手続きと、寮の荷物があったので一度だけ戻ることになりました。
もし休職期間を経て、同じ職場に復職しなければと考えていたら、うつ病に重症化していたと思います。もう辞めると心の中では決心し、手続きや伝えることは話せるようになるまではやめようと思いました。伝えたいことを電話や直接では伝えられなくなってしまうのです。涙が止まらず、言いたいことを迷惑だと思い全く言えずに終わってしまうことは、自分にとっても相手にとっても無駄ですから、しっかり話せるようになるまでは休むことを優先しました。
しかし6月29日にやめると言えたものの、その次の日には「なんのために生きているのか」と日記に書かれていました。とても落ち込んでいました。何を決心しても自分の生きる価値はどこにもないと思っていました。
そして寮に荷物を引き取りに戻るときは、平日の昼間だったのにも関わらず、父親が運転して連れて行ってくれました。移動中は寮に戻りたくなくて若干の気持ち悪さと落ち込みがありました。食事は何も取れませんでした。それでも親には元気な装いを見せました。もう慣れています。手続きが5分くらいで終わり、書類1枚と退寮の書類を1枚書いて終わりました。退職理由は暗黙の了解のような雰囲気で、「一身上の都合」と書きました。
寮で荷物を運んでいると、通りかかる同期が手伝ってくれました。本当に良い同期がたくさんいるんだなと実感しました。やめるとも何も言っていないのに、重い荷物を階段を下って、父親のところに運んでくれました。仕事の休憩中なのに、手伝ってくれて本当に感謝し、同時に申し訳なくなりました。みんなが体調を壊さない程度に、楽しい生活を送っていることを願っています。一緒に働くことができずに、ごめんなさい。
全てが終わり、帰るとどっと疲れました。荷物を整理して、この際に断捨離しようと思い、いらないものを捨て、売れるものは売ることにしました。社会人になってから余計なものを買わなくなったので、ものは少ない方でしたが、さらに減らしたいと思いました。
やめたら保険はどうなる、老後に年金はもらえるのか、何か手当はもらえるのか、転職できるのか、などたくさんのことが不安になり、一日中調べていました。
これで7月1日で退社しました。
休職期間は終わりです。これからはニート期間の始まりです。
次は退職後の生活について書きます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
Roa