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「コンフォートゾーン」はガソリンスタンド

私たちは日々、快適な場所で安心して過ごしたいと思う一方で、
新しいことに挑戦して成長したいとも願っています(よね?)。
ここで重要になるのが、
「コンフォートゾーン(Comfort Zone)」という概念です。

コンフォートゾーンとは、自分がストレスを感じずに
安心して過ごせる範囲のこと。
このゾーンにとどまることでリラックスできる反面、
成長が止まってしまうこともあります。

コンフォートゾーンとは?


コンフォートゾーンとは、
自分が安心・安全と感じられる領域のことを指します。
• 普段から慣れ親しんだ環境(家、職場、学校など)
• よく知っている人との関係(家族、親しい友人、同僚など)
• 自分が得意なこと(慣れた仕事、趣味、ルーティンなど)

このゾーンの中では、不安や恐怖を感じにくく、
ストレスなく行動することができます。
しかし、新しい挑戦や変化がないため、
大きな成長が生まれにくいのも特徴です。

コンフォートゾーンの外にあるもの


コンフォートゾーンの外には、大きく分けて2つのゾーンが存在します。

① ストレッチゾーン(ラーニングゾーン)

コンフォートゾーンのすぐ外にあるゾーンで、
新しい学びや挑戦ができる領域です。

特徴
• 少し不安や緊張を感じるが、興味や好奇心もある
• 新しいスキルを習得したり、新しい人間関係を築くことができる
• 成長のチャンスが多い

たとえば、初めての仕事に挑戦する、
知らない人と話してみる、
新しい趣味を始めるといった行動は、
このストレッチゾーンに当たります。
適度なストレスが成長を促し、
やがてコンフォートゾーンを広げることにつながります。

② パニックゾーン

ストレッチゾーンのさらに外側にあるゾーンで、
不安や恐怖が強すぎて、うまく行動できなくなる領域です。

特徴
• 強いストレスや不安を感じ、逃げ出したくなる
• うまく適応できず、逆に自信を失うことがある
• 過度な挑戦は、モチベーションの低下につながる

たとえば、いきなり外国で一人暮らしを始める、
大勢の前でスピーチをする、
専門知識が全くない仕事を任される……など、
自分のキャパシティを超えた挑戦をすると、
逆に萎縮してしまうことがあります。

コンフォートゾーンを広げるには?


コンフォートゾーンの中にとどまりすぎると、
成長の機会を逃してしまいます。
しかし、無理にパニックゾーンに飛び込むのも逆効果。
大切なのは、「ストレッチゾーンに少しずつ足を踏み入れながら、
コンフォートゾーンを広げていくこと」です。

① 小さなチャレンジを積み重ねる

いきなり大きな挑戦をするのではなく、
少しずつ新しいことに取り組むのがポイントです。

✅ 例:人前で話すのが苦手な場合
❌ いきなり大勢の前でプレゼンをする(パニックゾーン)
✅ まずは1対1の会話を増やす →
小規模なグループで話す →
少人数の前で発表する(ストレッチゾーン)

小さく段階を踏んでチャレンジすることで、
無理なく成長できます。

② 新しい環境に身を置く

新しい環境に身を置くことも、
コンフォートゾーンを広げる有効な方法です。

✅ 例:職場の人間関係を広げたい場合
• いつも話す人以外に挨拶をしてみる
• 社内のイベントに参加してみる
• 異業種の交流会に行ってみる

最初は緊張するかもしれませんが、
徐々に慣れてくると、
それが新たなコンフォートゾーンになっていきます。

③ 失敗を恐れずに行動する

新しい挑戦をするとき、
「失敗したらどうしよう……」と不安になることがあります。
しかし、成長には失敗がつきもの。

✅ 失敗したときの視点を変える
• 「失敗=学び」と捉える
• 完璧を求めず、できることから始める
• 何がダメだったのかを振り返り、次に生かす

挑戦と失敗を繰り返すことで、
ストレッチゾーンがコンフォートゾーンに変わり、
少しずつ成長していきます。


あなたが今、「挑戦してみたい」と思っていることはありますか?

ろものは、数々の失敗をしてきました。
すごくやる気がなくなって、
挑戦していたことに興味が急速になくなったりしたこともあります。
でもしばらくすると、またコンフォートゾーンから抜けたくなります。

挑戦を続けている方の応援はもちろん、
ぜひ伴走させてください。
ろものも共に頑張ります。

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