リズム障害かも?と思ったら実践してほしいこと(行動編)

こんにちは!
睡眠・覚醒相後退障害で悩んでいるるなです。

睡眠・覚醒相後退障害についてはこちらの記事をぜひ…

今回は、リズム障害を疑った際にぜひ実践してほしいことを纏めてみます。

この記事は、次のいずれかに当てはまる方向けになります。

  • 社会のリズムに適応できず不都合が生じている

  • 社会のリズムとずれていることで精神的に負担を感じる

  • 診断が欲しい

個人の見解にはなりますが、上記の3つが全て当てはまる状態だった私が実践してよかったと感じる、実体験に基づいたものになります。

もちろんリズム障害の疑いがあっても、公私ともに何も問題が起きておらず心身ともに健康であれば無理に何かアクションを起こす必要はないと考えています!

行動編

私がリズム障害を疑ってから実際にとった行動の詳細はこちらの記事にあります。

以下に挙げるものは、私が「リズム障害かもしれない」と思っていた頃(すなわち未診断の頃)に実践してスムーズに診断まで辿り着けた行動です。

当事者の先輩方に教えていただいて、私自身も実践して本当に良かったな~と思っているので、折り紙付きと言いますか、、
リズム障害疑惑で悩んでいる方には強く勧めたいと個人的に思っているものになります…!
(先輩方、その節はありがとうございました!!!)

①睡眠欲求に身を任せてみる

多くのリズム障害患者の悩みは、体のリズムと合わないリズムでの社会生活を強いられているところにあります。

社会のリズムに合わせるために無理をすることで心身の健康を損なってしまったり、
そもそも社会のリズムに合わせることができずドロップアウトしてしまったりする方
が本当に多いです。

そこで、一定期間社会に合わせるという意識を捨て、自分の睡眠欲求に従った(=寝たいときに寝て起きたいときに起きる)生活をしてみることをお勧めします。

これまで無理をしていた方は、自分にとって心地の良いリズムで生活するだけで、かなり楽になるかと思います。
さらに、自分の本来の体のリズムを知ることが、リズム障害と付き合っていくうえでの第一歩なのではと思います…!

もちろん、多くの方は朝から学校や仕事があり難しいこととは思うので、
長期休みなど、まとまった日数がとれる日がもしあればぜひ行ってみてほしいです
(ただし急激に生活リズムを戻すのは大変なのでスケジュールには余裕をもってほしいです)。

今まで必死に社会のリズムに合わせていたのを突然やめるのは抵抗があると思いますが、
深刻な問題が起きたり精神的にやられてしまったりする前に休むこと・自分の体の声に耳を傾けること
長期的には良い結果をもたらす可能性が高いのではないかと私は思います。

もちろん人様の人生の責任は取れないので軽々しくは言えませんが…!
少なくとも私は「一旦理想の朝型生活を諦めて、自分の睡眠欲求に身を任せる」という決断をして良かったと思っている一人です。

②睡眠記録をとる

これが一番とっつきやすいかと思います。

日々の自分の睡眠状態を記録するという作業になります。
眠っている時間を塗り潰したグラフ状のフォーマットが一般的です(説明が難しいので下記リンクをぜひご参照ください)。

記入する内容の一例です。

  • 布団に入った時刻

  • 寝た時刻

  • 起きた時刻

  • 布団から出た時刻

  • 昼寝をした時間帯

  • 日中に眠気を感じた時間帯

手書きでも良いですし、スマートフォンで手軽に記録できるアプリも多数あります。

手書きの場合はこちらからフォーマットをダウンロードできるのでぜひ!

リズム障害患者の多くが、長期的に記録をつけています!
というか、リズム障害の診察は睡眠記録を軸に進めていくのがセオリーなので、通院をする場合は記録をつけることになるかと思います。

毎日記録するのは案外大変ですが、今まで気付かなかった睡眠の傾向が見えてきて為になるので、お勧めです!
もし①を完全に実施することが難しいとしても、睡眠記録だけつけるというのも参考になると思います。

③リズム障害を診ることのできる睡眠外来に行く

これが一番実践してほしいことです(プロに任せるのが確実なので)。

ただ、現状リズム障害の診断および治療ができる医療機関はかなり少ないようです。

睡眠を専門としている病院でも、リズム障害を扱っているとは限らないのです。
つまり、睡眠外来ならどこでもよいというわけではないので要注意です!

リズム障害の患者会が運営するサイトに公開されている、対象の医療機関のリストをぜひご参考に!

不安な場合は、「概日リズム睡眠障害」の診療を行っているかを医療機関に直接問い合わせるのが確実かと思います!

そして、初診の際に②の睡眠記録を持参するとスムーズです。

※場合によっては、別途検査等が必要になる場合があります

まとめ

私の場合は、以上に挙げた順番通り(①→②→③)の流れで診断までスムーズに診断に辿り着きました!
(①、②は同時並行で2週間ほど実施)

もし診断をされた場合にも、治療をするのか否か、治療の結果が出なかったらどうするか、仕事や学校をどうするかetc…
実際問題、少なくない困難に見舞われる場合が多いと思います。
私もその一人で、診断までは幸いにもスムーズに進んだものの、診断後数か月が経った今も生活を安定させることができていません。

ですが、「診断されないまま無理して社会に合わせていた方が良かった」とは決して思いません

というか、この道を正解にしてやるという意欲に溢れているくらいには元気です!!!!!

なんて偉そうに言ってますが、辛い思いをする人が少しでも減ればいいという思いはnote開設当初から変わりません。

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また書きます。

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