(読書)「プチ・クリエイター(プチクリ)」という、新しい生き方
おはようございます!
トッシー(岡田斗司夫さん)の本を久々に読みました。彼のレコーディングダイエット本を読んで以来、たまにKindke Unlimitedで読んでいます。
確かに彼はアニメに詳しかったり、様々なジャンルで執筆していたり、職業不詳ですが、それが「プチ・クリエイター」という生き方なのだ!という本です。
昔の本ですが、まさに時代に合っており「これは良い!」と個人的にはグッときた本なので、ご紹介します。
「プチクリ」とは何か?
「プチっとクリエーター」の略ですが、
プロではないけどとても演奏の上手いジャズピアニスト、
プロではないけど固定ファンがいる同人作家。
そんな感じで、その道で食っているプロではないけど、楽しんで、自分から自由にクリエイティブしている人を「プチクリ」と呼び、そんな生き方を進める本です。
プロじゃないと表現してはいけないわけではなく、かつ、プロになるだけが幸せなクリエイターではない、ということのようです。
自分の才能を発掘するプロセスがすごい。
自分の好きなことがわからない人向けの自己分析の方法、
目からうろこ級にとっても簡単です。
自分が興味ないものを挙げます。
私ならスポーツ、格闘技などですが、
これについては「才能がない」のだそうです。
なるほど。
逆に、好きなもの。
私なら読書や絵画ですが、それは「才能がある」ということ。
じゃあ、このなかからクリエイターになりたいものを選ぼう!ということ。
わかりやすいですね。
いますぐ、マンガ家を名乗る。
その上で、今すぐ「クリエイター」を名乗ります。
マンガ家になりたいなら、今すぐマンガ家を名乗る。
プロのアーティストになりたいなら、すぐにアーティストを名乗る。
そして、誰もが楽しそうにプチ・クリになる。
おお!楽しそうです。
プロはプロでとてもプレッシャーに追われて辛いそう。
であれば、誰もプチプロではなく、プチクリになろう!
楽しく自己表現しよう!
というのが人生をエンジョイする達人・プチクリだということ。
さらに、一貫性はなくてOKで、とにかくやりたいことをやってみることが大事だそうです。
10年以上前の本なのに参考になる。
プチクリという生き方は、自分を表現する方法を見失ってしまった現代人が、幸せを取り戻すのに一番効果的な方法だといいます。
仕事でサラリーマンをしていても、副業でプラモデル専門家だったり、不動産に詳しくてブログ配信していたり、Xで固定ファンを持っていたり、現在、実践しているような方もいると思います。
副業でクリエイターとして活躍している人もたくさんいます。
ものをつくることや、表現することはひとつの人類としての遺伝情報であり、親やほかのクリエイターから受け継いだ遺伝子を発信する、さらに自分が発信したものを誰かが受け取ってくれる、という連鎖に参加すること。
自分が好きである、というのろけの気持ちを表現するのがクリエイター。
パンケーキでも、育児でも、ワーママの時短術でも、なんでも「自分の好き」というのろけをSNSで表現できる世界。
Noteも私の本が好き!という気持ちの、のろけ活動の一環かもしれません。
まとめ
プロではなくても、プチクリエイターとして活躍しよう!
遠慮なく「プロ」を名乗り、自分の好きを表現しよう!
好きが分からない場合は、まずは興味がない(=才能がない)ものを上げてみよう!
「プロではなくてもいいんだよ」と背中を押してくれる本です。
これから副業、クリエイターを目指す方におすすめです。