ボンボンショコラから聴いてみたいね

 7月6日より
 米澤穂信先生の小市民シリーズがアニメで放送されるということでそれに先駆けて、なのかは分かりませんが新作の"冬季限定ボンボンショコラ事件"が発売されました。
 7月6日よりは早く読み終えて感想を言えたら思えていたので読み終えることが出来て大変よかったと思います。

 さて新作の感想を端的にいうと、

良かったと言えるでしょう。

 小市民シリーズを読んでいたのが、かなた昔のことになっていたので前までの話というのは正直覚えておるところがなかったのですが、メインキャラクターの2人、小鳩常悟朗と小佐内ゆきのキャラクター性というのは小市民シリーズという作品の根幹に関係していることなどで忘れることはなかった。
 そのため作品自体には何の違和感もなく入り込めました。

 今回の作品の良さはミステリのところには何かを言えるような知識は言えませんが物語のアクセントとして面白い部分ではありました。
 でも今回の作品は過去の話。いうならば小市民的な要素が強くでている作品であると思います。

 少し話がぶれますが私は小市民シリーズを古典部シリーズから知って入ったので探偵役という存在が完全無敵みたいな感じで描かれる作品が多い中で弱さというものが垣間見える探偵というのが両作品の良さだと思っておるので今作は小市民らしらといいましたが小鳩常悟朗の弱さがよく現れている作品でそしてこの作品の最も推したい良さでもあります。
 小市民シリーズの最後の作品ということでちょっとした寂しさを覚えながらもといった感じでした。

 古典部シリーズのアニメが私は人生で1番というくらい好きなアニメでストーリーの面白さはもちろんシーンの演出や描写、音楽などアニメにすることにより原作のストーリーの良さを劇的に上げている作品だと思っています。
 そんな理由で小市民シリーズのアニメも大変楽しみにしております。

 ここまで読んで頂きありがとうございます。

 ボンボンショコラの箱より聴いていただけたらと、


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