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【読書感想文】 木曜日にはココアを


こんな作品もあるんだな。

わたしたちは、知らないうちに誰かを救っている。

表紙に書かれたこの文章通りの作品だったな。

遠くにいる人も身近に感じてしまう。

小さな世界はとても幸せな空間だったな。

やさしい世界だね。

序盤の作品の数々は日本が舞台で誰しも感じるような問題から、それこそ数珠つなぎのように人と人を繋いでいき、舞台はシドニーにいつのまにか移動している。

シドニーが舞台の作品はどこか抽象的にも思える人間模様だったが、それが私達の心の奥底に眠っている琴線に触れるような感覚があったな。



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