すばらしいお母様:「ちゃんとお勉強できてるんだね!すごいね!」
今日も生徒様(4歳女の子:年少)が授業にきてくれました。
「せんせー!今日はね、幼稚園でお絵描きしたんだよ!見てみて!」
いつも元気に入室してくれます。
そしてコートをハンガーにかけたあと、
こっそり
「今日もリズ先生にほめられにきたんだよ!笑」と
耳元で話してくれました。
4歳の女の子(年少)はどのようなお子様?
初めて塾にいらした時、
4歳で年少だった生徒様は自宅で数字を書く練習を始めた時期でした。
お話するのが大好きな特性を持っています。
それから1か月経過し、ちょうど小1の1学期以降で習う計算に取り組んでいるところです。
数字は10以上の数も書けるようになり、
計算力はあっという間に3か月目(※1)のレベルに到達しています。
計算力:3か月目
・1+7+1=
・8-2-5-1=
計算力とは、計算の解き方を知っていることです。
(※1)週に2時間の授業でどんな計算ができるようになるのか
「絶対できる!暗算力一覧表」で、親御さんにお約束しているものです。
--------------------------------------------------------------------------------------「私、最初の1問だけ先生とやる!そしたらあとは1人でできるよ!」
頼もしい雰囲気でどんどん問題を解いていきます。
まだ体力も十分ではないため、
15分集中して解いたら5分の休憩をとるようにしています。
休憩をとると、リラックスし一気におしゃべりが止まらなくなります。笑
幼稚園でのお話に始まり、今日着ているお洋服、ネイルをいつ塗ったか、
先生は何で英語を話せるの?など
思ったことや感じたことをいろいろと伝えてくれます。
かわいい4歳と一緒に女子トークをしたい気持ちはありますが、
休憩が終わったら計算のお勉強は進めないといけません。
とはいえ、4歳の女の子に
「はいはい。おしゃべりしないで!」「そろそろ静かにして!」
と言ってもなかなか黙ってはくれません。
むしろ私の注意をさえぎるように
「だってね!このお洋服はね…」と言いたい話の続きをしてきます。
どうしようかな…と悩み、今日は
【なりきりプリンセス作戦】です。
4歳の女の子はディズニープリンセスが大好きです。
特にオーロラ姫(眠れる森の美女)とエルサ(アナと雪の女王)がお気に入りです。
お洋服のお話をしていたので、
「今、〇〇が着ているお洋服はエルサみたいだね」
と、言ってみました。
「このキラキラしているのがそう見えるのかな?」
「そうかもね~!
あ!そしたらせっかくエルサみたいなお洋服だから今日は〇〇のことエルサって呼んでもいい?」
「いいよー!」
「じゃあエルサ、早速だけど一緒にこの問題を解いてほしいの!」
「おっけー。いいわよ~。」
エルサになりきって、どんどん順調に解いていきます。
少しおしゃべりが過ぎるときは
「あれ?エルサって、そんな風におしゃべりばっかりしていたっけ?」
と聞くと、
「あ!エルサはそうじゃなかったね!」
と、自分から姿勢を正してまじめモードになります。
ときどき「おーい!またおしゃべりするのかい?!」
と、まったく似てないオラフの真似を入れたり、
「雪だるまつくろ~♪」と歌いながら、
少しでも4歳の女の子がエルサになりきれる時間を長くしていきます。笑
結果的に休憩は1回取っただけで、
今日も1時間の授業で 40問以上 の計算を解いていました!
授業の後、お母様がお迎えにいらっしゃったので
玄関先でお子様の頑張っていた様子をお伝えしました。
お話していると
お母様を見つけたお子様が駆け寄り、
「わたし、今日もとってもがんばっちゃたよ!楽しかったよー!」
と、得意げにお母様に話しかけていました。
お母様が
『ちゃんとお勉強できてるんだね!すごいね!』
と、笑顔で話しかけていました。
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4歳の女の子(年少)のお母様はどのようなお人柄?
お母様は働いており忙しい方です。
体験レッスンの時に
『数字に興味を持っているので算数を好きになってほしいです。でも家だと全然集中できなくて…。
ここ(計算塾)でお友達が楽しくお勉強していると聞いたので、この子も算数を好きになってくれたらいいなと考えています。』
と、算数へのお考えを話してくださいました。
今日の授業の様子をお伝えしたところ、
『家では集中力がないし、おしゃべりばっかりだし、この子が本当にお勉強をできるのか心配でした。
でもここ(計算塾)だとちゃんと進めているんですね。
この子もここに来るのを楽しみにしているんですよ。
お勉強しに来ているのに、「今日も私は先生にほめられに行く」って思っているくらいなんですよ。笑』
続けて、
『こんな風に楽しそうに、しかもちゃんとお勉強も出来るようになっていることに驚きしかありません!』
と、話してくださいました。
楽しい=計算の仕組みや数字に興味を持つこと!
一般的に楽しいというと
お友達と一緒にいるから楽しい!とか、テーマパークで遊んでいて楽しい!という一過性の楽しさを想像する方が多いのではないかと思います。
しかし
算数や計算のお勉強で「楽しい」という気持ちは
一過性の楽しさとは異なります。
お子様が計算の仕組みや数字に興味を持ち
おもしろいと思うことで楽しくなり学んでいけます。
お子様が計算や数に興味を持てるように
計算塾が様々な工夫をするのは当たり前です。
そのうえで
「計算がおもしろい!だから楽しい!」という気持ちになったお子様が
その気持ちを継続できるようにと考え、
お母様が「楽しむ」ことに重点を置いたお声がけをされていることにすばらしいと感じました。
--------------------------------------------------------------------------------------お母様は右手にスタバのカップを持ち
左手でお子様の手を握って、親子で一緒にぶんぶん腕を振って帰っていきます。
お母様が
『今日も楽しかったんだね♪』と聞いています。
「うん!すっごい楽しかったよー!わたし、もっともっとがんばれちゃうよー!」
『〇〇ちゃん、本当にがんばっていてすごいよ!』
「へへへ!明日もたのしみだなー!」
『そうだね。明日も来ようね!』
「はーい!」
後ろ姿からも親子でニコニコお話している様子が分かるくらい
明るい雰囲気で、
また明日も一緒に楽しく算数のお勉強をしようね!と
私も改めて心の中で声を掛けました。
***最後までお読みいただきありがとうございました!***
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