立脚初期における距骨下関節の大切さ
みなさん、おはようございます!リタ。です!
今日は歩行、とくに”足をついた瞬間”においての距骨下関節に関して。
僕も勉強するなかで「歩行は十人十色だなぁ」としみじみ感じた内容ですので、よろしければご覧ください〜
距骨下関節が回外位のほうが早く歩ける?
歩くなかで1番最初に足をついた瞬間。 踵がついた瞬間において距骨下関節が回外位(後ろから見て踵部分が外に傾いている状態)にある方が回内位(後ろから見て踵部分が内へ傾いている状態)で足をつく場合に比べて、その後の前方への足圧中心の移動は速くなります。 つまり、ほとんどの場合で距骨下関節が回外位にある方が、その後の歩行はスムーズになると言えますし、健常な方の大半は回外位接地していたという報告もあったりします。
理想的な歩きには回内位は悪?
重心が素早く前方へ移動する、歩行がスムーズに行えるということは体に対する余計な負担を減らしてくれるでしょう。
……それなら、全員”回外位”でしてしまえばいいじゃん!
と思う方もいるかもしれません。
たしかに、臨床的には回外位でいい効果が見られる方がほとんどですが、回内位で歩く方が安定する方、痛みが軽減する方もいらっしゃいます。
インソールを調整する際に、静止立位の状態ですでに距骨下関節は回内位になっているのに、回外位にしないほうがその方にとっては良い場合もあるくらいです!
これらのことからも、距骨下関節の回内位は必ずしも悪とは言えないんですよね。臨床での答え合わせは本当に大切ですね〜。
要するに、歩いてみてみないとわからない部分もあるってことですね。笑
だからこそ、面白い!
今日はそんなお話。