(読書感想文)「呪術廻戦」26 巻 "南へ"
とうとうこの日がきてしまった。
※本日は 26 巻発売日
※ネタバレ含みます。
最強決戦の決着
結末は知ってしまっていたけど、信じたくない気持ちがあり、もう少しもう少しとこわごわページをめくった。
最強対最強の決戦は本当に見応えがあった。
結末を知り、なんで観戦勢は助けに入らなかったのかと思う気持ちを抱いていたが、読み進めて、乙骨と同様、理解せざるを得なかった。
勝利条件が異なる2人の戦い。
天晴れだ
結末だけ知った時は冒頭の前回の感想の通り、悲しみと衝撃が大きかった。
※なにせ、当キャラクターが描かれたTシャツを愛用してたくらいなんだもの。
だが、決戦の過程を追っていくと、結果ではない、戦い自体を楽しむ姿、生き生きとしている姿、「敗色と同時に、より濃く湧き上がる充足」。
空港での発言も含め、最期はこれで良かったんだなと思えるようになってきた。(勝敗が逆のパターンだと観戦者が観戦したままで終わるし笑)
しかしキーは魔虚羅(まこら)だ。
これは、ちょっとまた読み返さないとだな。
禅院甚爾戦やナナミン関連も含め。
このセリフ、いつかどこかで使ってみたいのだが、使えるシーンが全く思い浮かばない。
ところでスラムダンクを連想させるシーンありましたよね。「いっ!」のところ。
シリアスだけではなく、戦い自体をひたすら楽しむ最強 2 人と、観戦勢の解説が楽しかった 26 巻。
呪術廻戦史上、大きく意味を為すストーリーだったように思う。読み応えがあった。