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【イタリア発!】映画『ナポレオン』の鑑賞前にやることは、ファッションチェック。映画の理解がより深まります。あっ、見つけた!探していたナポレオンのファッション解説を。
町の中でふと目に止まった一枚のポスター。
「これ、絶対に観に行くやつだ。」
心がそう言っていた。
歴史的背景をもう一度理解してから映画を観にいくのはもちろんなんだけど、劇中の衣装を自分は隅々まで追ってしまうことは分かっていました。
子どもの頃から服作りが大好きで、イタリアに移住する前はデザインから縫製まですべて一人でこなすという仕事をしていて。
![](https://assets.st-note.com/img/1701631404762-lOcxCgMeeh.jpg?width=1200)
不思議なコラボ、MAX MARAとナポレオン
あっ!見つけた、わたしが探していた映画『ナポレオン』に沿ったファッション解説。
服飾史家の中野香織さんのこちらの投稿が素晴らしく端的かつ分かりやすいんです。
衣装に興味がある方はもちろんだけど、そうでない方も映画『ナポレオン』鑑賞前にぜひチェックしていただきたい!
映画鑑賞中、作品へののめり込み度が上がります。
また、鑑賞後の映像的な余韻も大きいです。
ナポレオンの衣装の再現性、本当に素晴らしかった。そして、美しかったです。事前予習のおかげで細部までしっかり観れて、衣装制作の舞台裏まで想像が膨らんでしまいました。出演者の方々すべての衣装が、こだわり抜かれて制作されて映画全体のクオリティに寄与していると思いました!
1800年、ナポレオンがマレンゴの戦いで着用したダブルの軍服も映画で再現される。(軍服と関係ないけど、フランス料理の「鶏のマレンゴ風」はこの戦いから生まれたそうです) https://t.co/zeGAgWXvcJ pic.twitter.com/SztzHk4K1o
— KAORI NAKANO / 中野香織 (@kaorimode1) November 26, 2023
クーデターに成功して第一統領(コンスル)になったころのナポレオン(1802)。パンツの刺繍が壮麗。たすきがけにしているバルドリックは剣を吊り下げるストラップでしたが、この応用でサッシュをたすきがけして勲章を吊り下げるようになる→大綬章に pic.twitter.com/lIDpeBAxDa
— KAORI NAKANO / 中野香織 (@kaorimode1) November 26, 2023
戴冠式(1804)の衣装はジャン=バティスト・イザベイがデザイン。絹のブリーチズ、金の刺繍入り白いスリッパ、裾に金のフリンジをあしらった絹のチュニック。その上に真紅のベルベットのマント、ロシアのアーミンの毛皮のケープ。金の蜂の刺繍、月桂樹、オークの小枝などで皇帝の「正統性」を表現 pic.twitter.com/HU1MgG9aDt
— KAORI NAKANO / 中野香織 (@kaorimode1) November 26, 2023
ナポレオンが好んで着た擲弾兵大佐の制服(1812)。
— KAORI NAKANO / 中野香織 (@kaorimode1) November 26, 2023
襟は青でパイピングなし、袖口は折り返して赤を見せ、その上からボタン装飾をつけている。現在のカフリンクスの原型と見ることも可能。袖口の赤が裾の裏地の赤と呼応しており、赤、白、青、そして金のバランスが絶妙。 pic.twitter.com/rZz2JZ3bEK
戦場で着用していた二角帽とグレートコートも映画で再現される。写真はパリのアーミー・ミュージアムに展示されている「実物」。二角帽は折り目が肩と並行になるように着用。 pic.twitter.com/Kx4cGPNJ5Q
— KAORI NAKANO / 中野香織 (@kaorimode1) November 26, 2023
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ここからは余談です。
服飾史家の中野香織さんとの出会いは、こちら『マリー・クワント展』でもありました。展示会図録の翻訳監修をされていたのが、なんと!中村香織さんでした。初めて存じ上げたという、本当に一方的な出会いなんです、笑。
この本は手元に持っていたくて、翌日また買いにいったのにもやはり理由があったのかもしれません。
言語化できないけど、自分が起こす行動が後になってうれしいつながりを作っていくという不思議な現象。
すべてのこと、もの、人との出会いは偶然ではなく、必然だと思って生きているからかもしれません。
(つづく)
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おまけ! 2023年の振り返りをちょっとだけご紹介します。
私は”会いたい人に会いに行く”活動家です。
うれしいご縁に恵まれて、活動の場が広がり続けています。
活動の記録はInstagramで発信中。気になる方はのぞいてみてください。フォローも大歓迎です!
![](https://assets.st-note.com/img/1701635205370-LvjohUQq7R.png?width=1200)
内発的動機付け(=ワクワク)により「会いたい人」に会うことができている2023年の活動を引き続き少しずつ振り返って、マガジンにもまとめていきたいと思います。
最近思うことは、「この2つのことに向かっていれば、間違いない」ってこと。
自分の内側から沸き起こる「〇〇したい!」がいい未来につながっていく感覚です。
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準レギュラーを務めるビジネス系Podcast 「働き方ラジオ」がライフワークです!と大きな声で公言しています
![](https://assets.st-note.com/img/1701635205381-C6dSjy50TR.jpg?width=1200)
様々なPodcast番組を聞くのが大好きで、特にビジネス系Podcast 「働き方ラジオ」は3年聞き続けている間に何度かゲスト出演させていただきまして。気づいたら準レギュラーになっていました。番組のプロデュースにも参画中。
ゲストをお迎えする回では、対談前の「働き方ラジオの控え室」にてミニトークで出演しています。
ではここで、今週の新着をご紹介します!藤澤製本 代表 藤澤佳織さん、通称「よめさん」ゲスト回です。
『#141-1 「町工場のよめ」という新しいキャリア』
町工場のアトツギ嫁として代表取締役を志願し就任したよめさんからお話を聞きました。前半では、よめさんの幼少期の性格から、代表になる覚悟を持った理由までをお聞きしました。テキトーフォーミーというコンセプトについては働き方ラジオ#138でご紹介しています。
こちらからどうぞ!▼
最近の活動の様子をパーソナリティと2人でざっくばらんに話している回はこちら▼
関係性作りの天才リサさんに、人と繋がり、仲間になっていくための秘訣を聞きました。バイブルである書籍「サードドア」の話も出てきます。
リサさんが温度の伝わる文章を書ける秘訣は、小さい頃から続けていた「文通」でした。営業に必要な提案力についても話しました。
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