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【管理栄養士解説】子供でも食べやすい葉物野菜の料理は?加熱調理のメリット🔥


本日の子育てお悩み相談~葉物野菜の料理~

今回の子育てお悩み相談のテーマは「葉物野菜の料理」です。
保護者の方から寄せられたお悩みを見ていきましょう。

3歳半の子供の母です。
うちの子は水菜やキャベツ、レタスなどの葉物野菜をあまり食べてくれません
私自身、子供に喜んでもらえるような料理が思い浮かばないのと、忙しいので、ついサラダで出してしまうことも多いです。
子供でも食べやすい葉物野菜の料理はあるでしょうか。

管理栄養士の回答

今回のお悩み相談に回答するのは、わんぱくキッズのママ管理栄養士 齋藤 由紀子です。

わんぱくキッズのママ管理栄養士 齋藤 由紀子

お子さんは葉物野菜が苦手なのでしょうか。
毎日、メニューを考えるのは大変ですし、
忙しい中で作った料理を食べてくれないと気持ちが沈んでしまいますよね。
今回は葉物料理を加熱して食べることをお勧めしたいと思います。

加熱調理のメリット

保育園で葉物野菜を調理する際は、厚生労働省が公表している『大量調理管理マニュアル』に基づき、原則的に加熱調理を行っています。
加熱調理をすることで、食材が柔らかくなって食べやすくなる上に、消化機能が未発達なお子さんにとって食べ物を消化しやすくなるメリットがあります。
ご相談者さまは葉物野菜をサラダにすることが多いようなので、もしかしたらお子さんが食べにくさを感じている可能性もありますね。

子供でも食べやすい葉物料理のアイデア

葉物野菜の料理というと、お浸しや野菜サラダなどの副菜を思い浮かべやすいですよね。
実は、葉物料理の使い道は副菜だけではないのです。
例えば主食として、茹でて刻んだほうれん草をおにぎりに加えてみるのはいかがですか?
炒めたひき肉などと一緒に混ぜ込むと食べやすいですよ。
また、キャベツなどを他の野菜と一緒に煮込み、野菜スープにする方法もあります。
ポトフのようにウインナーと一緒に煮込むと、旨味が出てより食べやすくなりますね。

あとお勧めなのが、葉物野菜を調理する際、お子さんの好きな食材と一緒に調理をすることです。
お子さんの興味をひき、食べやすくなります。
ほうれん草にベーコンとコーンを加えてソテーにしたり、キャベツをミートソースに加えたりするのはいかがでしょう。
お子さんが好きな食材に加え、彩りがキレイで食欲をそそり、食べやすくなりますね。

食材を切るなど、お子さんに簡単なお手伝いをしてもらうことも、お子さんに興味を持ってもらうきっかけになるかもしれませんね。
葉物野菜が苦手なお子さんの気持ちを汲み取りつつ、食べやすいメニューを取り入れてみてくださいね。


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