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読書|ハーバードの人生を変える授業

ナマズ(=旦那)の積読を拝借。伝説の授業が本棚に眠っているなんて、もったいない。私がナマズの代わりに授業を受けてきました。

一人ひとりが幸せな日常生活送れるように、というポジティブ心理学に基づくレッスンが、52も詰まっています。大学で履修者が詰め寄った授業を本一冊でぺろっと読めてしまうなんて、すごいなあ。

ただ、知識をインプットした後、行動するかが要だと思うので、私がすぐに実践したものを紹介します。

■感謝ノートを書く

日頃、寝る前に日記を書いているので、そこに感謝ノートをプラスしました。

「〇〇さんが久しぶりに連絡してくれた、ありがとう!」
「〇〇のお店のおばちゃんが、商品の相談にのってくれた、ありがとう!」

など、ささやかなありがとうを5つ書いて寝ることを始めてみました。人と会わない日は、ありがとうを見つけるのに苦労していましたが、人が対象でなくてもいいのか…と思い、天気に感謝してみたり、ブログで出会った素敵な言葉に感謝してみたり。まだまだ捻り出している感は否めませんが、とりあえず、授業で教わったことを実践してみています。

■週4回の運動をする

運動不足の私にズッキューンと教えが響きました。週4回45分の運動を習慣化するだなんて、ほぼほぼ何も動いていない私からすると、かなりのハードル。

ただ、ウォーキングでもいいんですよ、と優しく書かれていたので、朝の散歩や駅までの道をいつもよりもテンポ良く歩く頃で、ウォーキングとみなしています。

加えて、毎朝のヨガも時間があるときは10分のところを20分にしてみたり、と工夫をしてみました。

すると、分かりやすく気持ちが前向きになるので、やはり運動って大事なんだなあと痛感しています。こちらの授業は効果を感じるのが早かったです。

***

他にも、本書の中で心に残るフレーズがありましたので、紹介します。

野心的になりすぎて失敗するよりも、緩やかに変化し続ける方が好ましい。成功は、それ自体がさらなる成功の源となる。

P17

よく、劇的な変化や成長を求めて息切れするので、緩やかに・穏やかにを忘れずにいたいです。

最善主義者は、現実を受け入れることにより、豊かで満たされた人生を送ることができます。

P59

完璧かどうかを基準にするよりも、今の自分のベターを基準にした方が、圧倒的に幸せを感じやすい。分かっているけれど…。笑

優先順位をつけ、80%の満足感を与えてくれる20%を選んでください。

P66

自分の人生に必要のないことで、時間を使いすぎていないか点検をしたいと思います。

一本のろうそくから何千本ものろうそくに火をつけることができる。かといって、それで最初のろうそくの寿命が短くなることはない。幸福は、分かち合うことで決して減らない。/仏陀

P 93

豊かな感情や幸せな状況を、惜しみなく分け与える人でありたいです。


本書には52もレッスンが詰まっているので、いきなり全部やるというのは難しいです。そもそも、大学の講義では毎週一つずつアウトプットとセットで教えられていたのだと思うので、ぜひ、手元に置いて少しずつハーバードの教えを身につけられたなあと思っております。



前回の読書記録はこちらです。

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