Rina
2024年5,6月に滞在したインドネシアで感じたこと。
小布施町地域おこし協力隊として活動した記録をまとめました。 ⦅活動任期:2019.09-2024.02 ⦆
日本から飛行機で出発して、インドネシアの空港に着いた後、自分がこれから1ヶ月住む寮に到着した。部屋で荷物を解体していると、早速忘れ物をしたことに気づいた。 『飛行機の中では一度使った。あの席に置いてきたのか?着陸後、寮までの間に誰かに擦られた…?』失くしたと気づいた時は、「やべっ」って思ったけど、まあ、1ヶ月の間にもしかしたら一度も使う瞬間がないかもしれないし。帰る時までに見つかれば帰り受け取れるからいいやと思いながら、自分が乗ってきた航空会社に落とし物の問い合わせをして、
今日、遊びの天才が現れた。 場所は、日常の中でも比較的フォーマルなとある場所。そこで、その天才は「バーン!バンッ!バンッ!バンッ!」と、ずっと声を出していた。この静かな空間で、周りに響き渡るような声を出しているのは、その人だけ。フロアにいる人ほとんどに、その声が聞こえていただろう。 声が続いた時、私の近くにいた普段子育てをしているお母さんが、「可愛いなあ、何かをずっと撃って遊んでる。お母さんに連れてこられてきたのかな。こんなとこ来てもつまらないもんね。他の子がやってると可
前回の記事の通り、現地で私が出会った人の多くが日本のアニメに触れている。アニメは吹き替え放送ではなく、日本語音声にインドネシア語の字幕で放送されているらしい。それだからか、アニメから知った、日本単語をこちらに伝えてくる。 「Sasageyo!(捧げよ)ってどういう意味?」と聞かれて、『どこでこんな言葉知ったんだ、、』と思いながら、英語で近い単語を説明する。でも、この“捧げる”っていう言葉も、普段かなり感覚的に使っている。自分の手元から離れて、相手の元に渡っている状態だけど
向こうに行ってすごく感じたのが、日本のアニメの浸透率の高さ…!あまり日本のこと知らない、日本の首都どこ?みたいな人でもアニメの話しになるとめっちゃ話し出す。クレヨンしんちゃん、ワンピース、ナルト、、昔は現地TVでアニメが放送されていたらしい(今はサブスク放送らしい)。私も小学生の時にNARUTOが大好きだった1人。アニメも漫画もゲームも大好きだったから、現地の人と話して、漫画の記憶が蘇る。 NARUTOは忍の物語。全72巻あって、辛い幼少期を過ごしたナルトがいろんな境遇を
エレクトリックパスポート? 授業も夕飯も終わった夜、現地の友人の集まりに参加させてもらった時があった。初めましてなのに、彼らはとてもフレンドリーでウェルカム。そして、「なんで日本では人口減少が起きてるの?」「なんで未婚の人が増えてるの?」「なんで日本では空家問題が起きているの?」と、とても興味津々に聞いてくる。私も専門家じゃないからきちんとした回答はできないけど、あくまでも私の意見では、、こう思う、って話をする。 ちなみに、そこにいるメンバーも自分と同じように英語を勉
自然のリズムと共に生きる インドネシア内でも気候はエリアによって異なると思うけど、滞在していたPare(Kediri)は、朝晩は涼しく、日中はガンガン暑かった。日中は暑すぎるので外出はせず、授業もなく、暑さのおさまる午前中と夕方に授業があるスタイルだった。 暑さの前では何も抵抗ができない。自然とガンガン汗が出て、化粧もめちゃくちゃ…!私が生活していた寮は、エアコンがなくて扇風機のみ*。だから、部屋が暑くなったらひたすら扇風機に当たるか、シャワーを浴びて汗を流すか、昼寝して
先日、Instagramにてご報告させていただきましたが、2月末をもって協力隊を退任しました。約2年5ヶ月間、本当にたくさんの人たちに支えられ、最後の最後まで見送ってもらいました。
令和4年3月号の町報(p.4)に、地域おこし協力隊通信が掲載されました。2月末にて退任した挨拶も掲載させていただいています。ぜひご覧ください!
すっかり春気分。コートを着なくても良い日が日常に😊🌸最近のお気に入りは、素足&サンダルでお出かけ。ずっと寒くて足をガチガチに防寒していたので、足を空気にさらすのがとても気持ち良い。 Googleマップも見ないで、行き先も決めないで、見えた景色からどこにたどり着くのか好奇心にたどって散歩する日がある。この日はぼんやりと見えた灯りと桜をたどり、善光寺周辺をぶらり散歩。ちょうど桜が見頃で、出店や花見で賑わう人たちがたくさん。 天気が良いからしばらくは花見が楽しめそうな長野。町に
12月3日参加した、『ゼロカーボンミーティングin長野』の開催レポート記事が公開となりました🎉 このミーティングには、同じ町内の協力隊の西野さんと出席してきました。町内の取り組みを簡単にご紹介させていただき、その他、移住して感じたことなどをお話しさせていただきました。当日、会場では県内のさまざまな地域の取り組みに触れました。試食や展示もあり、五感で楽しんだ3時間半でした。 会場には、普段町内の担当者と連絡を取り合っていた県の担当者も出席されていて、直接お話のできる貴重なお
1/14,15と小布施では安市でした。私は14日に、仕事おわりに行って来ました。 昨年は安市があることをすっかり忘れて予定を入れてしまい、人生で2回目。小布施に移住してきた人から、「このエリアでは、年明けに福袋を買うのではなくて、2週目の日みたい。お店もこのタイミングで福袋を用意するのよ〜!」と教えてもらい、年明けの文化も微妙に違うのを体感しました。 私が1番びっくりしたのは、結構な人が手にダルマを持って歩いていること👀。昨年買ったダルマは返納し、お焚き上げ。今年用にまた
先日、友人を乗せて一緒に地元へ帰省。ドライブの途中、携行缶で給油をした時にとても驚かれたので、記録がてら、これから携行缶ライフを送ろうとしている人向けに記事を書いてみようと思います✍️ 必要になった経緯 仕事でフォークリフトに乗るので、ガソリンを補充するきっかけで必要になる。私は初めてガソリンを買う時、かなり困惑して店員さんにとてもお世話になったのだけど、そんな日常話を地元の人に話していると、『うちもよく携行缶で買うよ〜!』と教えてくれる。近辺だと、農業をやっている人が多
突然、家の電話が鳴る。 電話の音に気づいておばあちゃんがゆっくり立ち上がる。電話をとりにいこうと歩き始めるけど、途中で電話の音が切れてしまう。 でも、何も焦らない。悲しまない。 『急いでとりに行って、足がつまずいて、全身大怪我するよりはいいでしょ。きっと用があったらまたかけてくるもの。急がない急がない。』 * いま、訳あっておばあちゃんと2人で共同生活をしている。 おばあちゃんは無理をしてまでやらない。自分が日々できなくなっていくことが増えてもそれをを受け入れて生きて
今年の夏前ころから、農家さんから野菜BOXを取り始めて、送られてきた野菜を楽しむ時間があった。いつも季節関係なく自分の食べたい料理野菜を食べるスタイルの自分にとって、“旬”をいただけるのは本当に良い機会。 実は過去、何社か挑戦しては量が多かったり腐らせてしまったりで断念の繰り返しだった。受け取るまで何が入っているかわからない状態で、そこからレシピを考えて料理するのは結構大変(料理人尊敬…)。今回は箱のサイズや受け取り日程に融通が効きそうで、再チャレンジ。 久しぶりに開始し
体調絶不調で過ごしていた7月〜8月頭。その後も体調の悪化が続いて、最終的にコロナウイルスに感染。ようやく自分の体調が『普通』くらいに戻ってきました。 初めてコロナにかかり、一人暮らしな上、お盆のタイミングにかかってしまい病院がやってない。。どこに診てもらったらいいの…な中、何とか診断してもらい復活。 久しぶりにガッツリ病気にかかって日常が強制終了。 自分の中で感じたこと、記録しておきます。 前兆 コロナになる前から、蕁麻疹で全身痒い、痒くて夜が眠れない、日中げっそり、
最近の小布施はめっちゃ秋の気配。 日中、太陽が出る時間帯は、まだまだ夏日を感じる瞬間もあるけれど、明け方・夕方の太陽が少し弱まる時間帯は、ほんのり涼しくて全く嫌な暑さを感じなくて、ただただ最高の環境になる。 これがもう少し進むと、日中もただただ最高な環境になって、朝晩が冬に近づく。むしろ秋を感じてしまってからの冬入りがものすごく早い。毎年、地元の人たちも「年々、春と秋が短くなっている気がする」って言っている。 あのガンガン暑かった夏の山場を超えて、毎日のように秋の気配を