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体感した世の理(ことわり)と深層の私~ヴィパッサナー瞑想体験記~
先日、丸々10日間のヴィパッサナー瞑想合宿コースに参加してきた。
ブッダ(釈迦)による瞑想法。
徹底的に体感で自己観察し、ノージャッジで「ありのまま」を客観視する。
人間は生まれながらにして苦悩を持つ。
快・不快の感覚に常に反応し、さらに苦悩を作り出す。
すべては瞬間的に生まれては消え、泡のようなものの連なり。
すべてには始まりがあり、終わりが必ずある。
「無常」
存在するのは、「今、ここ」のみ。
知識や情報として得ていても、真の理解なんて至れないんだと痛感した。
どんな聖人が説いたことでも、自分自身がその身をもって体感し体験しないと自分の中には浸透しない。
これから私の体験談としてアウトプットしていくけれど、あくまで私の体験の一部であって万人に起こることではない。
私の体験を知ることはあっても、あなたの体験にはならないんだよね。
だから、何をシェアできるのか正直なところ疑問なんだけど、まぁ“読み物”として楽しんでいただければ。
といって軽く投げてみたが、してきた体験はなかなかの非日常であり、自我というものを超えてきた。
ここからは私の体験した出来事、気づいたことを中心にシェアしていきます。
コース内容の詳細等情報を入手したい人向けの内容ではありませんが、ご興味ある方はよろしければお付き合いくださいませ。
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