初めまして〜イベントの始まり
投稿を見ていただきありがとうございます!
今更ながら自己紹介をさせていただきます🕊
◾️プロフィール
会社名:株式会社Creereve(クレーブ)2023年1月設立
名前:代表取締役 加野李那(カノリナ)
生年月日:1993年4月25日(現在30歳)
出身地:沖縄県北谷町
憧れの人:森岡毅、勝友美、北原孝彦
好きなこと:仕事、ゴルフ、お酒
活動内容:
マルシェ型イベントのディレクション、企画運営
ハンドメイドセレクトショップ「AVO.HANDMADE」「tete by okinawa」2店舗運営
昨年1月19日に「株式会社Creereve」を法人設立し今年で2年目。
◾️沿革
2021年
6月 アンサdeマルシェ in アンサ沖縄リゾート
10月 Autumnmarché in 浦添PARCOCITY 県内作家30店舗イベント開催
2022年
2月 TheWintershow in 浦添PARCOCITY 県内作家30店舗イベント開催
4月 浦添PARCOCITY「AVO.HANDMADE 」セレクトショップオープン
6月 The onehandred in 浦添PARCOCITY 総勢100店舗イベント開催
11月 新宿ルミネエスト地下1階 10日間ポップアップ出店
12月 京都ハンドメイドマルシェ 2日間出店
2023年
1月19日 株式会社Creereve 会社設立
2月10〜14日 The Wintershow vol.2 in浦添PARCO CITY
3月18日 丘の上のマルシェin沖縄キリスト教学院大学
3月25日 イーアス沖縄豊崎「tete by okinawa」ハンドメイドセレクトショップオープン
3月26日 AVO.HANDMADE 閉店
4月1日 AVO.HANDMADE 移転リニューアルオープン
4月28日 クラフトマルシェ in 那覇メインプレイス
5月19日 福岡ハンドメイドマルシェ出店同行
6月9〜18日 TheOnehundred vol.2 in 浦添PARCOCITY
9月16〜18日 大阪手作りバザール出店
11月3日 うるま市ジャズフェスティバル
11月11日 丘の上のマルシェin沖縄キリスト教学院大学
11月17〜26日 Dress Up!by AVO.HANDMADE in 浦添PARCOCITY
2024年
2月9〜14日 The Wintershow vol.3 in 浦添PARCOCITY 予定
◾️ハンドメイドのはじまり
大卒後、社会人として旅行会社へ就職。
主に旅行の電話応対や飛行機の手配業務、Webパッケージ商品の企画・販売に従事。
プログラミングやWebデザインを通信で学びながら職に活かす。
当時から、接客やお酒が好きで将来バーを開きたいとバーやスナックでのアルバイトを1年経験。
入社5年目にコロナの時期に職を失う危機を感じ、姉に紹介され昔から好きだった物作りの世界にのめり込む。
最初の頃は、自分の好きな花「バラ」を使ったアクセサリーを作り委託先やイベントに出店し販売。
当時知り合った作家仲間とワークショップやPOP UP開催を通しイベントの面白さを実感し大きなイベントを開催してみたいと夢を抱く。
◾️イベント開催のきっかけ〜始まり
当時はコロナ真っ盛り。
イベントの開催も規制され、マスク生活で人と人とのコミュニケーションがとうとうSNSの中だけに。AIや情報化が進み人と会うことが億劫になった時代。
私自身もリモートワークや作品作りばかりで人との会話、家族との会話や友人との関わりも減り、生きる楽しみを見失っていた時期。
その寂しさは人でしか癒せない。そう確信したのがイベント出店だった。
イベントに出る度に、マスクをしながらもお客様が楽しそうにアクセサリーを選んでいる様子、子供たちが久しぶりに出かけられて楽しそうに遊んでいる姿、周りの作家さんとの交流。どれも当時の私にとっては生きる楽しみになった。
絶対にここにビジネスのチャンスはあると信じ、世の中が求めているオフラインでの「人との繋がり」に目を向けた。
ハンドメイドは、作り手の顔が見えることが最大の武器である。
世の中には知られていない作品や作家さんの想いが沢山ある。
自分の作品よりもより良いもの、世の中の人々が求めるものその宝石を発掘し、世に流通させるそれが自分の使命だと確信した。
沖縄だけでもこんなに沢山の宝石のようなキラキラした作品の数々、作り手の想いがある。
沖縄は小さな島国。パーツや資材屋さんも少なく殆どが県外や海外から取り寄せなければならない。作品を作る上で台紙やラッピングも作品の一つ。デザインも全て一から手掛けこだわりが詰まったもの。
作品を評価するのは使い手側だけれど、先ず作品そのものを知ってもらえないと意味がない。価値を提供する場が必要だと感じ、イベントを開催することを決めた。
当時委託していたオーナーさんに協力してもらい、イベントを一緒に企画しすぐに会場を探し。困っているのはハンドメイド業界だけではなかった。ホテル業界もコロナの影響で打撃を受けていた。マルシェを開催することにより、ホテルの集客に繋がるのではと互いにWin-Winになることからホテル側にも協力してもらい開催が決定。
イベント開催にあたり施設側の協力は必要不可欠。初開催のイベント、実績がない私たちにとって出店者を集めるには簡単ではなかった。沢山の出店者さん、ホテルの方達、家族の力を借りての初めてのイベント。
お子様連れや作家さん同士、お客様も交流を楽しんでくれて無事成功。
「コロナ禍で行くところもなくて楽しみがない中でのイベントは嬉しい」
と来てくれたお客様、出店者さんにも喜んでもらえたことは心から嬉しかった。
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そこで、イベントに足を運んでくれたパルコの営業担当の方との出会いが私の今後の人生に大きな影響をもたらした。
「パルコでもこんな素敵なイベントを開催してくれませんか。」
イベント終了後、すぐに前向きな返事を送り開催を決意。
当時のパルコもコロナ禍で打撃を受けていた為、イベントを開催し賑わいを取り戻したいとのこと。ただただ、何か自分にできることがあるならと施設に協力したい思いが強く二つ返事で「やります!」と言ったもののプロのイベント集団の中にたった1回イベント開催しただけの自分が果たして役に立つのだろうか。
足を引っ張ってしまわないか、パルコシティのブランドを崩してしまわないか。イベントを開催したい思いと自分の無力さに葛藤し、頭を悩ませる日々。
しかし、担当からの言葉は違った。
「クオリティ云々よりも作家さんを思う主催者さんの思い、イベントで見た作品の数々、作り手側の姿勢・表情・思いに感動し共感しました。地元のクリエイターを応援する企業としてパルコも理念を掲げてきました。思いは同じです。あのイベントをパルコでやってほしい」
お話をいただいた担当の方の優しさと熱意と言葉が詰まる。
“そのままありのまま、この新鮮な気持ちをイベントに落とし込むんだと。“
そこから仲間を集め、できる限りのコネクションで自分たちの足で作家さんに声かけし映像や素材を集め、手探りの中で右往左往しながらイベントに向けて取り組んだ。
美しいものを生み出す瞬間に立ち会えた奇跡の数々。その背景には並々ならぬ努力の結晶と汗水がある。それを目の当たりにした。
その想いを知った特別感、優越感は計り知れない。いいもの程人に教えたくなるけれど、希少価値の高いもの程自分のものだけにしたい。隠しておきたい。そんな気持ちもあった。
沢山の作り手の想いを胸に初の商業施設でのイベント。さすが商業施設だけあってあの人の数は忘れられない。
コロナ禍というのに沢山の人が待ちに待ってくれたかように作品を選ぶ姿、作家さんと交流する姿、笑顔に包まれたイベントだった。
沖縄にはまだまだ知られていない美しい作品や作家さんたちの沢山の思いがある。この数々の出会いと仲間と共に過ごせた時間は私にとっての大きな財産。
これが“イベントの始まり”。
次は店舗オープンについてお話します。