【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』71
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読書メモ
第4章 リサーチのケーススタディ
【業界・市場を調べる②】顧客価値から市場を調べる
青汁市場へ攻め入るオプションをどのように評価するか
SOMを拡大する参入オプションとして以下の3つを検討する
粉末×コマーシャル(図表4-22)
粉末×インフォマーシャル(図表4-23)
液体×インフォマーシャル(図表4-24)
それぞれのオプションの外的要因(競合との価値の差別化、十分な売上の確保)と内的要因(実用性、既存の乳酸菌アセットん活用可否、新規投資の必要性)をリサーチ・整理
リサーチの総括
"顧客価値"に注目することで市場定義は変わる
→「価値と提供手段によってお金を支払い得る顧客はどう変化するか」を見極め、市場を定めることがリサーチの起点となる
感想
顧客に提供する価値と提供する手段で顧客というのはいかようにも変わる、ということがわかりました。
新商品を出す際には、最初に、ターゲットとなる顧客を決め、その顧客のニーズに合ったモノやサービスを提供するという流れになりますが、この手法だと、自分たちが提供できそうな顧客価値から市場を定めていく、という手法になります。
リソースド・ベースド・ビュー的でプロダクトアウト的な発想だと思いますが、こういった手法もあるのだということを改めて知りました。
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