【読書メモ】妹尾輝男『世界は悪ガキを求めている』18
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第4章 大人になるな、情熱に生きろ
3万2000人を変えた「たった1人の情熱」
稲盛和夫『JALの奇跡』(致知出版社)
経営破綻に陥ったJALの再生
稲盛氏と数名の側近が3万2000人もの意識に変革をもたらした
JAL会長に着任した翌日、現場を訪問し、社員1人1人に声をかけて回った
人格より情熱が大事
いまの時代は「人格より情熱が大切」(日本特有ではない)
ダニエル・ゴールマン『EQ リーダーシップ』
偉大なリーダーは人を感動させる(感情に働きかける)
情熱は人に伝染し組織をつくりかえる
ヘッドハンターは、何よりも情熱のあるリーダーを探す
社内で何かしらの方針を転換するものは、間違いなく既存の社員(特に古参の社員)の抵抗を受ける
いくら賢くても、経験があっても、人格者であっても、情熱のないやつには期待できない
「夢と野望だけが仕事魂に火をつける」
感想
情熱あるリーダーと煽動者は同じ性質を持つものなのでしょうか。感情に訴えることは同じだとしても、情熱あるリーダーと煽動者を分けるものは何か?、ということを考えると、情熱あるリーダーが自分の創り出すものであることに対して、煽動者は自分の利益(権力や名声など)に目が向いているのだと思います。
「夢と野望だけが仕事魂に火をつける」とは、まさしくそうで、(既存の枠組みのなかでの立身出世などどうでもよくなるほどの)大きな野心を持っているかどうかで、リーダーの器であるかどうかは測られるのではないかと思います。
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