【読書メモ】妹尾輝男『世界は悪ガキを求めている』17
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第4章 大人になるな、情熱に生きろ
クレヨンしんちゃんと孫悟空
前刀氏が夢中になった本?と質問したところ
「(アニメの)クレヨンしんちゃん」と回答
しんちゃんの立ち振舞は「悪ガキ」の行動特性そのもの
前刀氏は、人の成長には、学びと「セルフ・イノベーション」が必要だと説く
その「セルフ・イノベーション」の例として「ドラゴンボール」の主人公「孫悟空」を使う
「孫悟空」の成長の根っこには、強烈な「パッション」がある
最強の敵に出会ったときにワクワクするのは、完璧な「悪ガキ」魂
「情熱」はヘッドハントの最低条件
パッションこそがリーダーに求められる需要な要素
どんなに人格者で頭脳明晰でも、情熱のない者に大役を任せることはできない
情熱のないリーダーなどリーダーではない
時代の波に乗れないときに重要なのが、リーダーの情熱
感想
以前、私に「(自分の後継として)経営者にならないか」と話を持ちかけたときがあります。まったくの他人だったし、自分のいた業界ともまったく違い、財務的な状況もわからず、乗り気にならなかったので、最終的には断ってしまったのですが、そのときに言っていたのが「(経営者になる資格は)自分の会社に対する情熱をもっていること」であるのを思い出しました。
とある方の出版記念イベントで知り合った方で、駅までタクシーに乗せていただき、その中でずっと熱っぽく話されていました。(私は本当に初対面なのであっけに取られていました)
自社の商品に対する並々ならぬ情熱は、どの営業にも優るもので、その情熱に飲み込まれそうになりました(だから、引き込まれるようなちょっと怖い感じもしました)。経営者とは、言い換えれば、リーダーとは、こういう人種なのかもしれません。
この本でも「女性の悪ガキもいる」という話がありましたが、「あなた、野心家でしょ」とストレートに聞いてきて、答えに窮したこともあります。自分のなかにある上昇志向的な要素を見抜かれたと思って、内心どきりとしました(そういう意味で、私もわずかに「悪ガキ」的な要素を持っているのかもしれません)。(経験的にですが、肩書にこだわらずに、その人の本性を見抜く嗅覚があるのは、女性経営者のほうが多い気がします。あくまでも私が出会った範囲なので、限られたサンプルでの話になりますが)
私のことも「ほしい」とおっしゃってくださいましたし、その(執念に近いような)情熱を、この本を読んで思い出しました。(おそらく、私は、執念を燃やすポイントが、この声がけしてくださった経営者の方とはちがうところにあるのだと思います)
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